2010年1月25日 (月)

富士山と鷹

2010年、のんびりのんびりのスタートとなりました。
今頃---ですが、年末年始、帰省中の写真を少しだけ・・・

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富士山・・・1/3富士川にて
帰省から戻ってくる途中に寄った富士川サービスエリア。そこから見える富士山は、大迫力。南斜面とあって、雪は少ないが、とても美しい。東京近郊で見た富士山は、北よりの斜面が見えるのか、真っ白でした。
写真下に見えるのは東名高速道路。上りは渋滞渋滞の連続。それを横目で見ながら、下りの私たちは、すい~すい~と渋滞知らずでした。

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雲海と富士山・・・12/27湯の丸林道にて
スキー散歩で、湯の丸高峰林道を登り、池の平湿原駐車場付近で白銀の世界を満喫していると、なんと、遠くに富士山が見え、その手前は雪ではなく、雲海が広がっていました。神秘的とも言える美しい光景に感動 !それなのに逆光と雪で真っ白な世界は写真を思うように撮らせてくれませんでした。

さて、都内の公園で鳥見に行くと、鷹三昧でした。まずは、ミサゴが上空を通り過ぎました。次は、ノスリです。ホバリングをしたり、遠くの木に止まったり・・・しばらくすると、林の向こう側に降りた。探しに行くと・・・

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ノスリ・・・12/30都内の公園にて
葦原にいました。ノスリを結構近くで見れて、感激!なかなか可愛い顔をしています。もう少し倍率の高いレンズがあったらな~~

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オオタカとノスリ・・・12/30都内の公園にて
のんびりホバリングしたりしているノスリに時々、近寄ってくる鷹がいました。初めは、ノスリのカップルかと思ったのですが、逆光で真っ黒なシルエットを補正してみたら、襲ってくるのはオオタカの若鳥。写真の上がオオタカ、下がノスリです。餌場の少ない都内ですから、縄張り争いでしょうか。
年明けにも別の場所で鷹に会いました。名前は分からない・・・
少しは、鷹の判別ができるようになりたいものです。

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2009年11月14日 (土)

武庫川のヌートリアとカダヤシ

日の出頃の武庫川を初めて散歩した。雲が多く、まだ、薄暗い。カモたちは、小集団を作り、のんびり羽繕いをしている。そんな中カモとは違う動きをしているものがいた。

  画像をクリックすると大きくなります。
  元画面に戻るときは、ブラウザの(←戻る)をクリックしてください。

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早朝の武庫川・・・11/9
画面の少し左下に泳ぐ小さな黒いもの、これがヌートリアです。

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早朝のヌートリア・・・11/9武庫川
コンデジしか持っていなかったので、小さくしか撮れませんでしたが、真ん中では、二匹のヌートリアがじゃれ合っていました。下にももう一匹泳いでいます。

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早朝のヌートリア・・・11/9武庫川
こちらは、浅瀬を歩いています。この姿を見ると、ネズミなんだなって思いますね。ヌートリアは、夜行性なので、薄暗いこの時間帯は、活発なのでしょう。少なくとも六匹はいました。でも、昼も活動しています。

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2009年7月23日 (木)

雲に覆われた部分日食

PC壊れてから、久しぶりの更新になってしまいました。

昨日22日は46年ぶりに日本の硫黄島やトカラ列島付近で皆既日食が見られる日でした。ほかの地域でも、部分日食が見られるということでしたが、天候が悪く見られなかったところが多かったようですね。

大阪と神戸にはさまれたわが町でも、雲が厚く、日食が始まる9時46分ごろは、太陽の姿が確認できませんでした。しかし、11時ごろ、ふとベランダを見ると薄日がさしていました。あわてて空を見上げると、雲がかかった状態ですが、まぶしくなく、まるで三日月を見るように太陽を観察することができました。周囲は、少々暗いかなと思う程度です。

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10時59分の部分日食
真上を向いていたので、水平が狂っているみたいですが、太陽の右側が月に隠れています。わが町では11時4分から5分ごろが部分日食のMAXです。この写真は、かなりMAXに近い状態だと思います。

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11時13分の部分日食
最大部分日食が過ぎて、太陽の部分が少しずつ大きくなって来ました。雲は流れていて、厚くなったり、薄くなったりしています。

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11時57分ごろの部分日食
部分日食が大分終わりに近づいた状態です。

今回は、天気が悪く、日食は見られないと思っていましたが、少しでも、雲のベールを通して見れたことがうれしかった~。日食グラスも用意していなかったので、雲があってちょうど良かったのかもしれません。
次回、日本で皆既日食が見られるのは2035年。北関東で見られるらしい。元気であれば、一度見てみたいものです。

   ~☆~*~☆~*~☆~*~☆~*~☆~*~☆~*~☆~

          あまりに長いお休みの言い訳を・・・

結局、PCは安い本体だけを買い換えることにしました。いままで、人にセットしてもらったものを使っていたのですが、今回は、忙しくてやってもらえません。仕方なく、一人で配線。ところがPS/2コネクタがない。古いキーボードとマウスが使えず、買う羽目に。ソフトのインストールやらいろいろな設定やらで時間がかかってしまいました。
さてさて、PCが壊れてから、負の連鎖反応がおきていました。
PC使えない→写真が保存できない→カメラ使えない→散策できない・・・これに追い討ちをかけたように蒸し暑さが襲って、寝不足。ずーっとやる気が出ません。PCが使えるようになっても、PC見たくない状態に陥ってしまいました。
でも、そんな状態も、ようやっと、いらいらうずうずしだして、日食をきっかけにブログもお散歩も復活です。ご訪問くださった方々には、大変申し訳ありませんでした。のんびりですが、また、更新していきたいと思います。

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2009年4月28日 (火)

やっと見つけた!

春が終わらないうちに、更新しなくちゃ・・・

やっと見つけた春の花、シロバナタンポポ。
東京にいた頃、西日本から来た人が、「タンポポは白いと思っていた。」と言われたので、ずっと、西に行けば白いタンポポが見られると思っていました。ところが、関西に来て、楽しみにしていた白いタンポポが、全然見当たりません。川原も、お山もどこを見ても、黄色、黄色・・・???
調べてみたら、市内では見られるところがぐっと減ってしまって、ほんの少しの地域でしか見られなくなってしまったようです。
4月19日はテニス仲間の応援。待ち時間中に自転車でタンポポ探しをしてきました。

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シロバナタンポポ・・・4/19街の公園  (画像をクリックすると大きくなります)

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シロバナタンポポ            (画像をクリックすると大きくなります)
あちこち回って、見つけたのは、たった2株だけ。街中の近くの公園で目立たず、ひっそりと咲いていました。宝物を見つけたかのように嬉しかった~。
来年は、もう少し、範囲を広げて探してみたいと思います。

タンポポの話をもう少し。

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カンサイタンポポ・・・4/3武庫川    (画像をクリックすると大きくなります)
こちらのタンポポは、在来の日本のタンポポ。関西に多く少し花が小ぶり。花の基部を包んでいる総苞の内片は、外片の半分以下の長さしかない。
川原では、圧倒的にセイヨウタンポポが多く、春になると、在来タンポポがんばれと思いながら、探してしまいます。

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セイヨウタンポポ・・・4/3武庫川    (画像をクリックすると大きくなります)
これが、今、普通に見られるヨーロッパ原産のタンポポです。花の基部を包んでいる総苞の外片が外側に反り返っているのが特徴です。
強力な繁殖力を持ち、都会の悪環境下にも適応し、都市近郊では圧倒的な勢力のようです。確かに、周囲では、このセイヨウタンポポばかりです。

さて、もう一つ、やっと見つけたものは春にしか見られない蝶です。

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ツマキチョウ・・・4/15甲山        (画像をクリックすると大きくなります)

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ツマキチョウ・・・4/20甲山        (画像をクリックすると大きくなります
ぜひ、見たいと思っていた初見の蝶です。
小ぶりのモンシロチョウが来たと思ったら、ツマキチョウの雄でした。遠くのカキドオシの花で吸蜜していました。撮影再チャレンジでもなかなか近くには止まってくれず、26日にはもういませんでした。天気が悪かったせいかもしれませんが。撮影は来年のお楽しみです。

〔 ツマキチョウ 〕
シロチョウ科
成虫は4~5月、北海道から九州まで見られ、幼虫はタネツケバナなどを食草とし、蛹で越冬する。雄は、翅の先端が黄色いが、雌は黄色くない。大きさは、前翅長が2~3cm。

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 ☆ 28日今晩から、5月6日まで、帰省のため、不在です。 ☆

 

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2008年10月20日 (月)

赤いミヤマアカネと赤いヤマカガシ

更新が相変わらず遅く、だいぶ前の話です。10月2日の甲山散策でトンボを撮ろうとして近づいたら、ガサガサ、するすると動いた。太くて大きなヘビが目の前に。証拠写真をと思ったがブレブレ。何者か分からなかった。鳥見はキセキレイとオオルリの雄にちょっと出会えただけ。でも、きれいな赤とんぼが沢山飛んでいました。

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ミヤマアカネ雄              (画像をクリックすると大きくなります)
全身真っ赤です。翅の脈まで赤くなっています。翅の先端より少し内側に茶色の帯があるのは赤とんぼの仲間ではこの子だけの特徴です。また、このような翅をもつトンボにコフキトンボのオビ型がいますが、胸に黒い線があるので区別がつくそうです。
帯近くにある翅の縁に縁紋と呼ばれるものがあるが、オスの成熟した個体は赤、雄の未熟個体と雌は白です。

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ミヤマアカネ雄              (画像をクリックすると大きくなります)
真横からの顔は、とてもかわいいですね。触覚がまつげみたいに見えちゃいます。

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ミヤマアカネ雌              (画像をクリックすると大きくなります)
雌はやはり、地味な薄茶色です。翅の脈も茶色かな。雄もこのように真上から写真を撮りたかったのですが、思うような位置に止まってくれませんでした。

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ミヤマアカネ雌              (画像をクリックすると大きくなります)
真横から見ると、雌は、雄より太いですね。未熟な雄も雌と同色ですが、尾部付属器と尾毛の形が違うこと、雄には副性器があること。雌には生殖弁があり、胴体が太いこと。などで、判別できるかと思います。

〔 ミヤマアカネ 〕
学名 : Sympetrum pedemontanum elatum
分類 : トンボ目 トンボ科
分布 : 北海道~九州
大きさ : 体長 34mm
 発生時期が6月から11月ごろ。丘陵地から低山地の水田や湿原、緩やかな流れに生息する。連結打水産卵または打泥産卵する。

さて、トンボ観察後は、再び、ヘビに出会いました。ヤマカガシの子供です。とてもきれいな色で、目が大きくてかわいいです。でも、蛇が好きなわけではありませんよ・・・ヘビが大丈夫な方は続きをみてくださいね。

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2008年9月19日 (金)

お山はキノコだらけ

9月になってから、甲山へ久しぶりにお散歩に行ったら、森の中はキノコだらけでした。キノコは、まったく知らないので、特徴のあるものなら同定でいるかと思って、写真を撮ってきました。

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キツネノハナガサ・・・甲山9/6撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
傘の直径は2・3センチ、白地にレモン色の粉状細鱗片がある。小さくて、繊細なキノコ。

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タマゴダケ・・・甲山9/6撮影       (画像をクリックすると大きくなります)
白い卵の殻を割って出てきたようなかわいいキノコ。華やかな赤い色をして、いかにも毒キノコらしく見えるけど、実は、とてもおいしいらしい。スープや、バター炒めがいいそうだ。収穫するには、よく似たタマゴダケモドキがあるので要注意とのこと。

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シロオニダケ・・・甲山9/17撮影    (画像をクリックすると大きくなります)
これは、大きくなると傘が15センチにもなる。真っ白で、トゲトゲした突起が沢山あって、とても目立つ面白いキノコでした。これは、猛毒のあるテングダケ科の仲間で食べられないようです。

他にも、いろいろな色のキノコが沢山生えていました。食べられるキノコもあったのでしょうが、怖くて、とても手を出す勇気はありません。

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              おまけに・・・・・

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コゲラ・・・甲山9/6撮影         (画像をクリックすると大きくなります)
すぐ頭の上で、コツコツ木をたたいている子がいました。近づいても気にせず、木をつついています。ぼさぼさで、かわいい子でした。

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ヒガンバナ・・・甲山9/17撮影     (画像をクリックすると大きくなります)
一昨日(17日)、再び甲山へ行ったら、ヒガンバナが咲き始めていました。まもなく、お彼岸でしたね。おはぎが食べたい~。

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2008年8月21日 (木)

夏の旅その1-乗鞍岳のお花

遅ればせながら、夏休み旅行のご報告を。

今日は、疲れが出たのか、朝寝坊。目が覚めたのは、彼の出勤時刻をすでに過ぎていた。カロリーメ○トとお茶を持たせ、せめてと車で駅まで送った。寝床で見た時計が7時50分。駅には8時5分過ぎに着いた。すごい早業!・・・でも遅刻だよね。ごめん~。

本題に行く前に、さわやかな北海道の風景を見てください!こんなところにいたら、早朝からすっきり目覚めるだろうに・・・・
(画像をクリックすると元画像まで見られます)

東屯田川遊水池
東屯田川遊水池 posted by (C)野鳥大好き

あっ、私が北海道に行ってきたのではありません。クイズで自然の生き物達を教えてくれるサイト(札幌宮丘公園野鳥日記)で、一番カキコのご褒美として、お借りした写真です。

さて、本題に入ることに。
今回の夏休みは帰省前に、まず、乗鞍岳登山。

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乗鞍岳剣ヶ峰              (画像をクリックすると大きくなります)
乗鞍岳は23の峰からなる山々の総称で、主峰となる剣ヶ峰は標高3,026m。この頂上を目指しての登山です・・・・な~んていうとすごいと思われますが、実は標高差300mしか登っていないのです。

9日の午後3時ごろ出発して、岐阜県側の乗鞍畳平駐車場行きバス発着場のある、ほおのき平駐車場(標高1,234m)に9時頃到着。ミルキーウェイが見えるほど、美しい夜空でした。そこで、車中泊し、車両規制があるため10日5時55分発のバスに乗り換え、畳平駐車場(標高2,702m)に6時40分到着。ここから登り始めるので、花見、鳥見とのんびり楽しみながら登ってきました。後から気楽な格好をした観光客など大勢やってきました。

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乗鞍岳雪渓でスキー             (画像をクリックすると大きくなります)
東側の斜面では、大きな雪渓があってスキーを楽しんでいる人がいました。

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乗鞍から望む槍、穂高連峰       (画像をクリックすると大きくなります)
真ん中より少し左奥に見えるのが槍ヶ岳。その手前右側に連なるのが穂高連峰。

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朝露光る-アオノツガザクラ      (画像をクリックすると大きくなります)
歩き始めると、あちこちに高山植物の花たちが咲き乱れています。北海道の大雪に登ったときに初めて覚えた花。

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目覚め前-イワギキョウ        (画像をクリックすると大きくなります)
まだ、陽が昇らないので朝露に濡れたまま硬く閉じて開かない。左の小さな枠内は、だいぶ登ったところの明るい岩場に咲いていたもの。

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朝日に輝く-チングルマの種     (画像をクリックすると大きくなります)
東斜面にチングルマの咲いた後の種の綿毛が光っていました。まだ、咲いている花もありました。

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桃色軍団-コマクサの群落      (画像をクリックすると大きくなります)
斜面一杯に広がるコマクサの群落がありました。だいぶ終わりかけていましたが、まだまだ美しい。

他にも沢山のお花が咲いていましたが、私達の主な目的は鳥見。次回は、鳥さんです。

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2008年5月12日 (月)

待ち時間の鳥見&植物観察会

連休ボケがなかなか治りません・・・軽井沢の鳥は後で少しずつアップするとして、今日は5月7日の記事を書くことに。

連休は6日で終わりなのですが、7日に伴侶が東京郊外で仕事があるというので、一泊伸ばし、7日朝早く、彼を仕事場近くまで車で送りました。昼には終わるという言葉を信じて、私は、近くの公園で鳥見をすることに。

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ガビチョウ(露出補正過多)
公園に入るや否や、ガビチョウがとても賑やかに鳴き騒いでいた。個体数もかなりいるようだ。四方八方から聞こえてくるので、いい声なのに、煩いと感じる。この鳥は、篭抜け鳥で、本来日本にいる鳥ではない。5・6年前にはこれほど多くはいなかった。ものすごい勢いで増えているようだ。甲山では、見かけないが、関西方面にはいないのだろうか。

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ガビチョウのカップル
囀っている姿ばかりではなく、仲睦まじいカップルも見かけた。ここで、繁殖しているようだ。近くを散策中の男性も、ガビチョウの多さに驚いていました。

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センダイムシクイ
「チヨチヨビー」と鳴いていたので、判別できましたが、ムシクイ類は皆同じに見えますね。

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センダイムシクイの特徴は、白い頭央線。後頭部あたりに少し白い線が見えているのですが、分かるでしょうか。真上から見ることが出来れば、頭の真ん中に白い線があるのです。

他に、キビタキ、アオゲラ、コゲラ、シジュウカラなどがいましたが、写真は撮れませんでした。

時間はたっぷりあるので、今度は虫などを撮ることにしました。すると、進行方向から、2人の男性がやってきて、年配の方が、何を撮っているのですかと尋ねてきました。鳥、その他いろいろと答えると、では、植物を見に行きましょうという。カメラをもったもう一人の方は、別の場所ですれ違った人でした。私が返事をしないうちに、植物観察会が始まりました。

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ヤブデマリ
かなり大木なので白い花(装飾花)がとても見事できれいでした。

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キンラン
初見のお花です。野生のランが、東京の林に自生しているとはびっくりです。まだ、咲いていないギンランもありました。

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タマノカンアオイ
真ん中に枯葉のような花が土に埋もれて咲いているのですが、分かるでしょうか。アップの写真はひどいブレだったので、載せられません。この花も初見です。

この他、隣にある薬草園にも出かけて、さまざまな植物を説明してくれました。途中、年配の女性2人も合流して、総勢5人の楽しい観察会でした。12時半ごろ終了し、名も知らない者同士なので、それぞればらばらにお分れです。私一人では、キンランなど、気が付かなかったと思います。途中、鳥の声や、虫などが気になりましたが、この時は植物観察に徹しました。

ちょうど良い時間つぶしになったのですが、メールが来て、午後も仕事が入ったとのこと。結局4時半まで、一人で、あちこち時間をつぶしていました。それから、車で、兵庫県まで。家に着いたのは11時半ごろ。 疲れた~。

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2008年1月16日 (水)

軽井沢にて-その1、氷の世界

お正月の後半は軽井沢へ行ってきました。初日スキー散歩をして、2日目は中軽井沢の野鳥の森散策。森の中は、すっかり雪化粧でした。

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樹氷です。木々は真っ白な氷の花を咲かせていました。

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樹氷を少しアップしてみました。枝には、トゲのような氷がびっしりついています。

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小川の上の倒木に末広がりのツララができています。

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山の斜面から、川へ少し水が落ち込んでいます。そのしぶきが凍って、羽のような氷がきらめいていました。

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雪かと思ってみたら、何かの草の実です。陽の光に輝いていました。

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夕日を浴びて、ほんのりピンクに染まった浅間山。

森の中を鳥見しながら3周ほど散策。
白銀の世界は美しかった。でも、その感動を写真にすることはできませんでした。野鳥はその2にアップします。

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2007年12月19日 (水)

カラスのモビングと彩雲?

12月14日、武庫川沿いにある、西武庫公園へ行ってみた。
ここは、県立の交通公園となっているが、噴水や池があり、多数の樹木が植えられていて、憩いの場となっている。サクラや、蛍が楽しめるようです。

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フウというマンサク科の落葉高木。
私の手のひらほどもある大きな葉がとてもきれいに紅葉していました。園内にある多くのサクラの木はすべて落葉してしまったので、この燃えるような赤さがひときわ目立っていました。

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フウの実です。スズカケの実に似ています。

園内では、カラスが多く、他にシジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、マガモ、カルガモ、スズメに出会えただけでした。池や、水路があるので、カワセミを期待していたのですが・・・
それから、再び、武庫川を散策することにしました。
ふと、見上げると、カラスが、小型の鷹類をモビングしています。

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シルエットだけですが、追われているのは、たぶん、チョウゲンボウかと思われます。カラスが執拗に追い掛け回しています。

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カラスが、大口開けて、威嚇しています。

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たまりかねたチョウゲンボウ?が、今度はカラスを追い払います。

こんなやり取りがしばらく続いていました。

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12月14日PM12:29撮影
カラスの執拗なモビングを追いかけていたら、偶然にきれいな色の雲が写っていました。たぶん、これがzuccaさんのブログ「備忘録」で紹介されていた彩雲ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。もう少し長いものでしたが、その一部をカットしています。2羽を追いかけ終わって、再び雲を撮ろうとしたら、もう、色はなくなっていました。

☆~ ふたご座流星群 ☆~
この日の夜は、流れ星が見えるピーク。昼間は雲が多かったので心配しましたが、夜の11時ごろやっと、雲が消えました。
はじめ、ふたご座がある辺りをじっと見ていましたが、全然見つかりません。放射状に飛ぶのだからあちこちで見られるはずだし、少し離れたほうが光るのかもと思って、ベランダから、正面で光っているシリウス付近を眺めていました。そうしたら、強い光の筋が続けて2本見えました。感激!
久しぶりに11個の流れ星を見ることができました。

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