2008年6月19日 (木)

アオモンイトトンボ-その2

今度は、あらあら、これもアオモンイトトンボと思うくらい、色が違うものを紹介します。

080618aomoncoupling0604
異色型の雌とハート形6/4撮影 (画像をクリックすると大きくなります)
左下が雌ですが、雄のアオモンイトトンボとは全然違う褐色系です。このタイプを異色型と呼んでいます。

0800618aomonitotonbomesuigata0514
*異色型?5/14撮影      (画像をクリックすると大きくなります)
この肌色の子はたぶんアオモンイトトンボの雌だと思うのですが、異色型なのか、これから赤くなるのか良くわかりません。ご教示くださるとうれしいです。

* 追記 *
上の写真は、羽化直後の個体だそうです。肌色から、下の写真のようなオレンジ色に変わるそうです。お忙しいところ、野鳥大好きさん、ご友人の方、教えてくださりありがとうございました。(6月25日訂正追記)

080618aomonitotonbomesumijuku0514
未成熟の雌5/14撮影      (画像をクリックすると大きくなります)
080618aomonmesumijukukao0604_2
アオモンイトトンボの雌、未成熟固体はこんな赤い色をしています。同じトンボとは思えませんよね。成熟すると緑色になるようです。(たぶん青から緑になると思うのですが、定かではありません。)

080618aomonmijukumesukamo10514
未成熟の雌?5/14撮影     (画像をクリックすると大きくなります)
080618aononmijukumesukamo20514_2 
頭部のアップです。
この個体は、アオモンイトトンボ未成熟の雌でしょうか。胸を見るとオレンジ色が少し残っています。青くなる途中でしょうか。これもご教示いただけるとうれしいです。

いろいろな色の個体がいて、分かりにくいですね。でも、ほとんどが、同じ場所で同じときに観察されました。だから、色が違っても、アオモンイトトンボだろうと思ったのです。イトトンボは同定難しいです。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

アオモンイトトンボ-その1

武庫川の川原で花を撮ろうと草むらに足を踏み入れたら、小さなイトトンボが何匹も飛び出した。よく見ると、とてもきれいです。陽を浴びてきらきら。胸の上の黒地が金色に、細長い腹部の一部はメタリックブルーに輝いています。

080617aomonitotonbo10514
アオモンイトトンボ5/14撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
080617aomonitotonbo20514
                   (画像をクリックすると大きくなります)

〔 アオモンイトトンボ 〕
学名 : Ischnura senegalensis 
分類 : トンボ目、イトトンボ科
分布 : 本州(東北・山陰では数少ない)~沖縄
大きさ : 体長31~36mm(腹長23~25mm)
特徴 : 成虫の発生時期は4~10月 平地、海岸付近の池沼、水田、湿地などで見られる。アジアイトトンボと似ているが、腹部第9節がすべて青く、10節は下半分が青い。雌は同色型と異色型とがいる。

アオモンイトトンボは成長度合いや、雌雄によって、色が違うので、戸惑いました。いろいろ撮りためて整理し、その1では同色型の雄と雌を紹介します。

080617aomonosumidori0609c_2
アオモンイトトンボ雄6/9撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
胸が緑色した成熟した雄。写真の白い矢印の所、腹部第2節の下側に副性器なる突起があるので、雄と分かります。

080617aomonmesumidori0613
アオモンイトトンボ雌6/13撮影 (画像をクリックすると大きくなります)
こちらは、上の雄と同色型の雌です。腹部第2節の下には突起はありません。写真はボケてしまいましたが、腹部先端の腹部第8・9節付近に産卵管の突起が見えています。それに、雄よりは腹部全体が太いです。

080617aomonosuao0609c 
アオモンイトトンボ雄6/9撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
胸が青いタイプの雄です。胸が緑色になる前の少し若い固体かと思うのですが、間違っていたらご指摘ください。

080617aomonmesuao0609
アオモンイトトンボ雌6/9撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
こちらは、胸が青いタイプの雄と同色型の雌です。腹部第2節には突起物はなく、第8・9節に産卵管が見えています。
080617aomonmesuao20604
上からの画像6/4撮影      (画像をクリックすると大きくなります)

080617aomoncouple0609
ハートの形6/9撮影        (画像をクリックすると大きくなります)
同色型のカップリングです。細いからだなので、かわいいハート型を作っていました。

その2では、異色型及び、未成熟の雌の紹介です。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年6月 6日 (金)

ハラビロトンボ-その2

その1では、ハラビロトンボの雄についてでしたが、その2では、雌の写真を紹介します。

080606harabiromesu1080516_2
08’5/16撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
ハラビロトンボの雌です。前の記事、その1の雄と比べてください。雌のほうが、ぷっくり下膨れでしょう。そして、腹部先端の形が違います。尾毛が開いて付いていますよね。また、丸く見えますね。

080606harabiromesu2070802
07’8/2撮影            (画像をクリックすると大きくなります)
上とは別個体ですが、雌です。お腹の第2・3節を見てください。何も突起がなく滑らかなのがわかりますね。

080606harabiromesu3070802
07’8/2撮影            (画像をクリックすると大きくなります)
正面から、お腹側を覗いてみました。幅広くぺちゃんこなのが良くわかります。また、雌の、顔にも青く光った部分がちゃんとあります。

080606harabirotonbocoupling070802
07’8/2撮影            (画像をクリックすると大きくなります)
カップリングです。去年の写真ですが、5月16日にも、見られました。でも、草陰に入ってしまい撮影は出来ませんでした。
大きさは、イトトンボと変わりないけど、胴体が太くて短いせいか、ハートの形になりませんね。

         ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

昨日は、珍しく、お菓子を焼きました。

080606furorantan
フロランタンという、アーモンドとキャラメルがのった焼き菓子です。

レシピは、misaoさんのHPの 
「sigeさんの庭造り」-趣味-お菓子編-フロランタン
を参照させていただきました。

初めて作ったのですが、とてもおいしく、柔らかく焼きあがりました。misaoさん、ありがとうございました。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

ハラビロトンボ-その1

ずんぐりとしたべちゃんこで腹幅の広い小さなトンボ、ハラビロトンボを5月の半ば、甲山の観察池で沢山見つけた。雄がほとんどで、絡み合いながら、縄張り争い?をしていました。2日前には武庫川の川原でも雌を一匹見つけました。
去年初見のトンボです。少し、去年からの写真も含めて、まとめてみました。

080606harabiroosu1070802
07’8/2撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
これは、ハラビロトンボの成熟したオスです。このように体色が青灰白色の粉をふいたようになります。写真は、去年ですが、今年の5/16にも、このタイプは飛んでいました。

080606harabiroosu2080516
08’5/16撮影          (画像をクリックすると大きくなります)
これは、上の個体より、少し若い固体です。

080606harabiroosu3070512
07’5/12撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
さらに、若い固体で、黄色い体から、黒くなってきたところです。

080606harabiroosu4080516
08’5/16撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
こちらは、雌と同色の雄未熟個体です。よく見ると、腹部が先細りになり、とがっています。雌は下膨れ気味で、先端には、尾毛が、開くように付いています。その2の記事で雌の写真と見比べてください。また、決定的に違うのは、下の写真を見てください。

080606harabiroosu5080516
08’5/16撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
上と同じ個体です。矢印のところ(腹部第2・3節)に黒い突起があります。これは、交尾に使われる、副性器です。オスにしかないので、腹面を確かめるのが一番分かりやすいです。
また、顔の前額の背面が青く光っているのも、ハラビロトンボの特徴です。

雄は、成長するにしたがって、体色が変化するので、初めて見たときは別種かと思いました。

〔 ハラビロトンボ 〕

学名 : Lyriothemis pachygastra
分類 : トンボ目 トンボ科
分布 : 北海道(函館周辺)、本州(東北は限定される)、四国、九州
大きさ : 体長32~39mm 腹長19~24mm
特徴 : 成虫は4~9月みられる。平地や丘陵地の挺水植物の繁茂
      した池沼、湿原などに生息。羽化した近くからはなれない。
      連続打水産卵する。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年5月28日 (水)

ミヤマカワトンボ

きれいなトンボに出会いました。ミヤマカワトンボです。渓流沿いで比較的良く見られるカワトンボの仲間だそうです。私は、初見でした。

080528miyamakawatonbomesu0522
ミヤマカワトンボの雌・・・・・5/22甲山にて(画像をクリックすると拡大)
雌は、翅に白い偽縁紋がある。体全体は、メタリックな金色に輝いて、とてもきれいでした。

080528miyamakawatonboosu10522
ミヤマカワトンボの雄・・・・・5/22甲山にて(画像をクリックすると拡大)
オスの翅には縁紋はありません。腹部全体と胸の一部はメタリックな青緑色に輝いています。

080528miyamakawatonboosu20522
ミヤマカワトンボの雄・・・・・5/22甲山にて(画像をクリックすると拡大)
翅を広げた一瞬です。赤褐色の翅の色が、石の上に映ってきれいでした。この赤褐色の後翅に濃い褐色の帯模様があるのが特徴です。

080528miyamakawatonboosutomesu0522
*雄と雌が同じ石の上で休んでいました。雌のほうは、腹部が太くどっしりとした感じで、雄が華奢に見えますね。

*雄は石の上で、雌を待つのだそうです。このときも、最初に雄がいました。後から雌がやってきたのですが、カップル誕生を私のカメラが邪魔してしまったようです。野鳥大好きさん のコメントにより訂正補足しました。6月3日

〔 ミヤマカワトンボ 
学名 : Calopteryx comelia
分類 : トンボ目、カワトンボ科
分布 : *北海道から九州南部 
      *ただし北海道は局所的にしか見られない。野鳥大好きさん
       のコメントにより補足。6月3日
大きさ : 腹長 49~64mm (体長 64~74mm位)
特徴 : 日本特産種で、日本産カワトンボの中で最大種。成虫は5~9月まで見られる。単独で植物組織内に産卵する。時には、水底の植物に潜水して産卵を行うこともある。

               ~*~*~*~*~*~*~

生き物達が、次から次へと出てきて、写真がどんどんたまります~。整理が苦手な私はてんてこまい・・・・どうでもいい写真が多いのですが。そして、もう、部屋の温度は夜になっても26度以上あります。パソコンが悲鳴を上げ始めました。扇風機を専属でつけています。時に団扇で扇いであげます。そればかりでなく、固まって、強制終了させることが多くなりました。そろそろ危ないのかな・・・

| | コメント (15) | トラックバック (0)

2008年4月17日 (木)

サナエトンボとイトトンボ

早速、トンボに出会いました。でも、名前を調べるのにてんやわんや。似ていたり、自分の写真が鮮明でなかったりで、断定は出来ませんでしたが、お蔵入りにするよりはアップしてみようかと思います。

この週末は、バーベキューパーティーがあったり、社宅のお掃除やテニスといろいろあったのですが、武庫川の川原で、小さなイトトンボを見つけました。

080417ajiaitotonbo10413
たぶん、アジアイトトンボの雄・・・・・4/13武庫川にて撮影

080417ajiaitotonbo20415
たぶんアジアイトトンボの雌・・・・・4/13武庫川にて撮影

アジアイトトンボは日本産イトトンボ属で最も小さく、腹長16mm~25mm。北海道から沖縄まで分布し、春最も早く出現する。
自分なりに判定してみたのですが、その理由は、非常に小さく感じたこと。雄では色や模様、腹部第9節全体が青いこと。雌では、背面が、第1節から黒いこと。出現時期が早いことなど。
しかし、まったく自信無しです。

さて、甲山の池では、また別のトンボに出会いました。サナエトンボの仲間です。

080417ogumasanae10415
たぶんオグマサナエの雌・・・・・4/15甲山にて撮影

080417ogumasanae20415
たぶんオグマサナエの雌・・・・・4/15甲山にて撮影

080417ogumasanae60415 080417ogumasanae40415

080417ogumasanae30415
オグマサナエは、日本特産種で、本州中部から九州南部にかけて分布し、春最も早く出現する。なお、非常によく似ている種に、コサナエとタベサナエがある。
コサナエは兵庫県北部にいるらしいが、南にはいないようなので、候補からはずしてもよいかと思います。でも、疑問が残りますけど・・・
判定理由の一つは、②、③の写真で、太く黒い筋の中にある黄色い筋を前肩条といい、この個体には前肩条があることです。 タベサナエにはこの黄色い筋がない。ただし、細い筋があるものもいるそうで、ややこしいことです。
もう一点は、①の腹部第10節の長さが長いこと。他の種は短いようです。
以上により、オグマサナエの雌が有力かと思います。

ネットでいろいろ調べましたが、あまりすっきりはしませんでした。もやもやのままですが、今いるトンボなので、調べ物は諦めて早めにアップしてみました。
写真が不鮮明ですが、ご教示願えるとうれしいです。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2008年4月10日 (木)

蝶とアブ

暖かくなると、いろいろな蝶や虫たちが飛び回っています。今日は、甲山で今年初認の蝶2種とアブを紹介します。下の蝶以外に、モンシロチョウ、たぶんモンキチョウ、シジミの仲間、テングチョウなどがいました。

080410akatateha0405
アカタテハ・・・・・4/5甲山にて撮影(越冬個体のためか一部損傷)

〔 アカタテハ 〕
学名 : Vanessa indica
分類 : チョウ目 タテハチョウ科
分布 : 日本全土
前翅長 : 35mm
食草 : 幼虫時、イラクサ、カラムシ、ヤブマオなどのイラクサ科の植物
      成虫では、花の蜜、腐果、樹液、獣糞などの水分を吸う
      森林周辺の日当たりのよいところで生息 年数回発生する。
      成虫で越冬。

アカタテハは、こちらに来て初めて見ました。去年、武庫川の川原ではヒメアカタテハばかり見ました。この2種はよく似ていますが、ヒメのほうが小さく、後翅表がオレンジ色です。アカタテハは褐色。今回、アカタテハの裏翅が撮れませんでしたが、ヒメの裏翅は白っぽく目玉模様がはっきりと目立っています。参考までにヒメアカタテハの写真をご覧ください→2007年6月1日の記事

080410ruritateha0404
ルリタテハ・・・・・4/4甲山にて撮影

〔 ルリタテハ 〕
学名 : Kaniska canace
分類 : チョウ目 タテハチョウ科
分布 : 北海道南部から南西諸島まで
前翅長 : 25~45mm
食草 : 幼虫時、サルトリイバラ、ホトトギス類、ユリ類
      成虫では、樹液、獣糞などの水分を吸う
      平地の森林内や周辺、都市公園などに生息、年2・3回発生

散策道の欄干に止まったので、人が来て飛ばれてしまいました。裏翅の様子も撮りたかったし、全開の様子も撮りたかったが、またのお楽しみです。

080410birodoturiabu0404
ビロードツリアブ・・・・・4/4甲山にて撮影

〔 ビロードツリアブ 〕
学名 : Bombylius major
分類 : ハエ目 ツリアブ科
分布 : 北海道、本州、四国、九州
大きさ : 8~12mm
成虫は3~5月のみ見られ、幼虫はヒメハナバチの仲間の幼虫や蛹に寄生する。とがった長い口吻と丸い体に黄褐色の毛がたくさん生えているのが特徴。日当たりのよい林縁に生息。人を刺すことはなく、ホバリングして花の蜜を吸う。

このアブも初めて見ました。丸っこくて、もこもこしたかわいいアブです。

080410shoujobakama0404
ショウジョウバカマ・・・・・4/4甲山にて撮影
湿原として保護されているところに、2つほど咲いていました。スミレも咲いていたのですが、名前が分かりません。写真もいまいちでした。

森林公園内では山桜が咲き、コバノミツバツツジが満開です。植物達も日々変化しています。

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2007年10月24日 (水)

忙しいハキリバチ

かわいい蜂を見つけました!正式の名前は分かりませんが、ハキリバチです。
まるで、空飛ぶ魔法の絨毯・・・いや、葉っぱに乗っているかのようです。

071024hakiribachi11014
ハキリバチ登場 ・・・・・ 10/13甲山森林公園にて
ここは、掲示板の板葺きになっている小さな屋根です。丸く切り取った葉っぱを抱きかかえて飛んできました。

071024hakiribachi21014
三角の隙間をめがけて飛んでいきます。

071024hakiribachi31014
隙間に入っていきます。この子は、何回も何回も飛んで行っては、葉を抱えて持ってきます。抱えている様子がかわいくて、じっと見入ってしまいました。

ハキリバチは、筒状の中に、葉を切り取って運び込み、幼虫のための保育部屋をつくって、その中に、卵を産み付けます。いくつもいくつも保育部屋を作っていくようです。ユニークな巣作りですね。巣作りの様子を見ていると愛らしく思えるのですが、バラなど被害にあわれる方には憎らしい蜂なのですね。

            ~*~ おまけで ~*~

071024hiyodori1014_2
ヒヨドリ ・・・・・ 10/14甲山森林公園にて撮影
少し、紅葉し始めたハナミズキ、赤い実がたくさんなっています。 ヒヨドリにはおいしいご馳走のようです。秋になって、ヒヨドリが増えた気がします。北のほうから、移動してきたのでしょうか。

| | コメント (7) | トラックバック (1)

2007年10月 8日 (月)

ミズヒマワリに群がる蝶・・・その3

10月3日の武庫川散策、ミズヒマワリに群がる蝶-その3が最後です。

071008himeakatateha1
ヒメアカタテハ 

最近ヒメアカタテハがたくさん飛んでいます。この子も、ミズヒマワリの香に魅了されてやってきました。のんびり吸蜜しています。
ところが・・・・・

071008himeakatateha2
カマキリにつかまるヒメアカタテハ

甘い蜜だけではありません。ここには、とんだ来訪者も構えていました。その1のミズヒマワリの写真の右端にカマキリが写っています。物色していたようです。
ヒメアカタテハは、必死に5・6分ほどばたばたすごい勢いで羽ばたいていました。

071008himeakatateha3
あ~、がっかり。
ヒメアカタテハを逃してしまいました。

071008himeakatateha4
逃れて、安堵しているヒメアカタテハ
無事に難を逃れました。甘い蜜だけはではなく、常に危険が潜んでいるのですね。カマキリには申し訳ないけど、よかったよかった~。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2007年10月 7日 (日)

ミズヒマワリに群がる蝶・・・その2

10月3日武庫川散策の続きその2です。
ミズヒマワリの甘い香に引き寄せられた蝶が他にもいました。

071005tumagurohyoumonmesu1
ツマグロヒョウモンのメス 表前翅の先端が黒く、白い紋が入る。

071005tumagurohyoumonmesu2
ツマグロヒョウモンのメス 裏翅 ミズヒマワリを吸蜜中

071005tumagurohyoumonosu1
ツマグロヒョウモンのオス 表翅 同じ日、少し下流で撮影

071005tumagurohyoumonosu2
ツマグロヒョウモンのオス 裏翅 

071006tumagurohyoumonyouchu0215

ツマグロヒョウモンのメスは、
アサギマダラとともにミズヒマ
ワに引き寄せられたまま、ず
っと、吸蜜していました。

左の写真は今年の2月15日、
東京にいるとき、ベランダの
ビオラのプランターにいたツ
マグロヒョウモンの幼虫。
ビオラの葉がよく食べられ
ました。

〔 ツマグロヒョウモン 〕
学名 : Argyreus hyperbius
分類 : チョウ目 タテハチョウ科
分布 : 本州南西部から沖縄
      (温暖化で分布範囲が北上し、北関東でも見られる)
前翅長 : 30~40mm前後
       (さまざまの記述があるので、花の大きさからだいたい算出)
食草 : スミレ類
平地の草原や庭など生息。年に4から5回発生し、幼虫か、蛹で越冬する。メスは前翅の先端が黒く白い紋がある。これは、毒をもつカバマダラの擬態で、鳥などから守るためといわれている。

071006ichimonjiseseri1
イチモンジセセリの表翅  ミズヒマワリの葉の上で羽を広げています。他の蝶とは広げ方が違って面白いですね。

071006ichimonjiseseri2
イチモンジセセリ 裏翅 吸蜜中

ちょっと蛾みたいですが、ちゃんとした蝶なんです。大きな黒い目がかわいい。この子も、ミズヒマワリが大好きみたいです。

〔 イチモンジセセリ 〕
学名 : Pamara guttata
分類 : チョウ目 セセリチョウ科
分布 : 北海道一部から沖縄
前翅長 : 15~21mm
食草 : イネ科
裏後翅の白紋が一直線に並んでいるのが特徴。平地から山間地まで河川や庭などにも生息。長距離を移動することが知られている。秋に南下し、関東以南にて、幼虫で越冬。

こんな小さな蝶も移動するんですね。自然の生き物達は知れば知るほど面白いですね。
さて、まだ、この花(ミズヒマワリ)の訪問者がいます。それは、その3で紹介します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 6日 (土)

ミズヒマワリに群がる蝶・・・その1

10月3日、久しぶりの武庫川散策。雨が少なく、川の水量はとても少ない。干上がった川原に下りてみた。
遊歩道から見えないところに、白い小さなボンボンのような花が咲き乱れ、甘い香を漂わせていた。そこには、いろいろな蝶たちが集まっている。

071005mizuhimawari
ミズヒマワリ ・・・・・ 10/3武庫川下流域にて撮影

蝶を魅了していた花の正体は、ミズヒマワリだった。

〔 ミズヒマワリ 〕
学名 : Gymnocoronis spilanthoides DC.
分類 : キク科 ミズヒマワリ属
原産 : 南米
花期 : 9~10月、また、6~11月との記載もある。
花の色は白、大きさは直径*1.5 2.5cm前後の頭状花序。丈は1~2mなる水生植物。
環境省の外来生物法による、特定外来生物に指定。
ちぎれた茎からも根を出すほどの繁殖力が強く、生態系への悪影響が懸念されているそうだ。オーストラリアや、ニュージーランドでは優先的に駆除すべき外来植物となっている。
2007年9月25日の京都新聞(電子版)に、琵琶湖で繁殖していることが初認と報じている。在来植物や魚類にまで影響が出る可能性が懸念されていた。

071005asagimadaraosu1
アサギマダラのオス、表翅

071005asagimadaraosu2
アサギマダラのオス、裏翅(後翅の下端に黒い性票がある)

ミズヒマワリに、3個体のオスのアサギマダラが吸蜜していた。夏の霧ヶ峰高原にてヨツバヒヨドリで吸蜜していたアサギマダラ(9月2日の記事)を、近くで見られるとは思わなかった。南下の途中で、寄ったのだろうか。

071005kitateha1
キタテハの表翅(秋型)・・橙色が濃く、黒色が少なく、切れ込みが深い

071005kitateha2
キタテハの裏翅

〔 キタテハ 〕
学名 : Polygonia c-aureum
分類 : チョウ目 タテハチョウ科
分布 : 北海道西部から種子島
前翅長 : 25~31mm
食草 : カナムグラ
裏後翅に白い「く」の字の紋が特徴。5~11月に見られ、平地から低山地の草原や河川などに生息。年に2~5回発生。成虫で越冬。

キタテハは、初見でした。翅を閉じると枯れ葉のようです。冬は、枯葉に混じって目立たないようにしているのでしょうか。
ミズヒマワリ、香もよく、とても、かわいい花なのに、悪影響を及ぼすとは残念なことです。この招かざる植物のお陰でいろいろな蝶が見られました。その2にまた別の蝶を紹介します。

* 10月7日、ミズヒマワリの花の直径を2.5cmと訂正。 目測ではなく、本日メジャーで確  認してきました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年9月25日 (火)

オレンジ色の蝶の正体は?

久しぶりの投稿になってしまった。 写真はたくさん撮っているのだけど、きまっているのがなくてずるずる・・・・

9月13日、武庫川散策で、水面を覗き込んでいたら、目の前を、コバルトブルーのカワセミが通り過ぎていった。いつものコースは、そこで折り返すのだけど、カワセミを追って、もう少し先へ行ってみました。カワセミには会えませんでしたが、タチヤナギと思われる木にひらひらオレンジ色の大きめな蝶が飛んでいました。

070925komurasakimesu1
070925komurasakimesu2

タテハチョウの仲間と思うのに、図鑑では該当がなく、ネットでいろいろ調べました。やっと見つけたのが、同じ模様で、オレンジ色の蝶の写真。

正体は コムラサキのメス でした。

070925komurasakiosu0811
コムラサキのオス・・・・・8/11美ヶ原にて撮影

すぐ上の写真が、9月2日の記事で紹介したコムラサキのオスです。コムラサキなんてぜんぜん考えもしませんでした。確かに、よく見ると、模様が同じですね。
武庫川の川原にもコムラサキがいたのです。きっとオスにも会えるときがありますね。

もう一つ、初見の蝶を紹介します。

070925uraginnshijimi1
070925uraginnshijimi2
ウラギンシジミ ・・・・・ 9/16甲山森林公園にて撮影

鳥見散策のために甲山森林公園へ来ると、シジミにしては大きく、モンシロチョウより小さい蝶がいました。気になって、追ってみると、翅の内側がオレンジ色!会いたかった、ウラギンシジミでした。入り口近くで見つけた子は、止まっても翅を広げることはなく、表翅の写真をあきらめて歩き出しました。そうしたら、あっちにも、こっちにも飛んでいるではありませんか。びっくりしました。今まで、気がつかなかったのでしょうか。でも、なぜか、高いところを飛んでいます。木の葉の上で休んでいるときは翅を広げていますが、表翅は見えません。あきらめた頃に、やっと、低めの葉に止まったので、真上からではありませんが、写真を撮ることができました。

〔 ウラギンシジミ 〕
学名 : Curetis acuta
分類 : チョウ目 シジミチョウ科
分布 : 関東以南の照葉樹林帯
前翅長 : 約21mm
食草 : クズ、フジなどのマメ科植物
オスは、表翅の斑紋が赤、メスは、青。成虫で、椿の葉裏などで冬を越す。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年9月10日 (月)

ハグロトンボ

うれしいことに、ハグロトンボが身近にいました。 7月の終わりごろ、甲山森林公園に遊びに来ていた幼稚園の男の子がここの池の周りにいることを教えてくれたのです。たくさんいたのですが、昨日の散策では、一匹見かけたくらいでだいぶ少なくなってしまいました。

070910hagurotonboosu10810
ハグロトンボのオス ・・・・・ 8/10甲山森林公園にて

細長い腹部は光によって、青から緑のメタリックカラーで、胸は緑のメタリックカラーに輝いています。羽は黒。

070910hagurotonboosu20810
ハグロトンボのオス ・・・・・8/10甲山森林公園にて

胸部の上の部分はオレンジ色から、赤く光り、翅の内側は、光が当たると、青緑色に輝いて見えます。よく見れば見るほど、美しいトンボです。

070910hagurotonboosu30810
ハグロトンボのオス ・・・・・ 8/10甲山森林公園にて

翅を広げたところですが、もっと美しく輝いていた瞬間を捉えることはできませんでした。

070910hagurotonbomesu10810
ハグロトンボのメス ・・・・・ 8/10甲山森林公園にて

こちらはメスです。胸部はオスと同じように側面は緑色に、上面はオレンジから赤色に輝いています。長い腹部は鈍い黒。尾部は金色に輝いています。翅は、こげ茶色です。

070910hagurotonbomesu20810
ハグロトンボのメス ・・・・・ 8/10甲山森林公園にて

翅を広げたところです。薄っすら透けているのが分かります。

070910hagurotonbomesu38010
ハグロトンボのメス ・・・・・ 8/10甲山森林公園

メスの産卵の様子です。セリらしい植物の水中にある茎に卵を産み付けています。メスも、翅に光が当たると、少し赤や青く光ってみえます。

070910hagurotonbosanran8028
ハグロトンボの産卵 ・・・・・ 8/28甲山森林公園にて

産卵しているメスの近くでは、オスが見張りをしています。他のオスにのっとられないようにするためらしいです。

〔 ハグロトンボ 〕
学名 : Calopteryx atrata
分類 : カワトンボ科
分布 : 本州、四国、九州など
体長 : 60mm
成虫は5~10月頃、特に7~8月によく見られる。めすは単独で水面近くの水中植物の生体組織内に産卵。挺水植物や沈水植物が繁茂する緩やかな流れに生息。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年9月 2日 (日)

高原で出会った蝶たち

やっと、8月半ばの旅行で撮った蝶たちを整理してみました。たくさん撮ったわりには、削除写真ばかりで、選ぶのが大仕事でした。

070901komurasaki10811
070901komurasaki20811
コムラサキのオス ・・・・・ 8/11美ヶ原高原県民の森キャンプ場にて

〔 コムラサキ 〕

学名 : Apatura metis substituta
種類 : 蝶目 タテハチョウ科
分布 : 南西諸島を除く、ほぼ日本全国
前翅長 : 30~42㎜ ・・・・(*前翅の先端から付け根までの長さ)
5~10月頃に見られる。柳類を植樹とする。樹液に集まり、川原や路上で吸水し、花の吸蜜はほとんどしない。オスは見る方向によって、青紫色に見える。

070901ginboshihyoumon10811
070901ginboshihyoumon20811_2
ギンボシヒョウモンのメス ・・・・・ 8/11美ヶ原高原にて

〔 ギンボシヒョウモン 〕
学名 : Speyeria aglaja
種類 : 蝶目 タテハチョウ科
分布 : 北海道、本州(東部から中部の山地)
前翅長 : 35㎜前後
6~8月下旬頃見られる。食草はスミレ類。高原の代表的な蝶。オスは性票として前翅の表、第1節~第3節(下のほう)に細い黒い線が3本はいる。よく似たウラギンヒョウモンは性票が太く2本、後ろ翅の付け根のほうにある3個の銀もんがまっすぐ並ぶ。ギンボシヒョウモンは銀もんが三角形にならび、外べりの銀もんが楕円形をしている。
出会うものすべてが、傷ついていました。

070901asagimadara10812
070901asagimadara20812
アサギマダラのメス ・・・・・ 8/12霧が峰高原にて

〔 アサギマダラ 〕
学名 : Parantica sita
種類 : 蝶目 タテハチョウ科
分布 : 本州、四国、九州、沖縄
前翅長 : 43~65㎜
4~10月ごろに見られ、食草はガガイモ科の植物。渡りをすることで有名な蝶。夏、日本本土から秋、南西諸島や台湾へ南下し、繁殖した子孫が春、再び北上して日本本土にやってくる。ふわふわ優雅に飛ぶ割には飛翔力がある蝶ですね。オスは、性票としてウラの後ろ翅の尾のほうに黒褐色班がある。

070901oomidorishijimi10812
070901oomidorishijimi20812
ミドリシジミの仲間 ・・・・・ 8/12霧が峰高原にて

ウラのオレンジのもんが2つに分離しているようにみえ、尾状突起が長いので、オオミドリシジミとも思えるのですが、写真が不鮮明で、しかも、少々傷ついた個体で、よく分かりませんでした。

他にもいろいろいましたが、同定ができるような写真は撮れませんでした。生き物の写真は難しいですね。思うように止まってくれませんから。
でも、今回は、コムラサキ、ギンボシヒョウモンは初見です。ミドリシジミの仲間も初見ですが、同定できず残念でした。また会える時を楽しみにしていましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月27日 (月)

毛皮のショールをまとったマルハナバチ

8月11日、長野県の三城牧場近くの山荘から、百曲という山道を通って、美ヶ原高原まで散策をした。

標高1800~1900mくらいのところで、トリカブトの花の蜜を吸っている、もこもこのかわいいマルハナバチに出会った。多分、ナガマルハナバチだと思います。

070827nagamaruhanabachi10811
もこもこした毛皮のショールを羽織っているようなかわいい蜂でしょう。 小さくて、たくさんトリミングしているので、画像が悪いですが、特徴は分かると思います。
まず、黒い顔が馬のように細長い。胸部の黄色い毛が生えているところの中央に横一文字に太くオレンジ色している。

070827nagamaruhanabachi20811
そして、白い矢印のところに見えている、折りたたんだ、ストローのような口吻がとても長い。 腹部は、白と黒の帯状の長い毛に覆われている。
以上の特徴から、ナガマルハナバチと見られる。

〔ナガマルハナバチ〕
学名 : Bombus consobrinus wittenburgi Vogt
種類 : 昆虫類 ハチ目 ミツバチ科
分布 : 長野、群馬、山梨を中心とした本州中部山岳地帯。 
       東北では、南部山岳地帯の山深いところのみ。
      標高1500メートル以上のところに生息
大きさ : トラマルハナバチよりは若干小さい。
      参考までにトラマルハナバチ-♀20~26㎜、働き蜂10~18㎜

ナガマルハナバチが蜜を集めているのは、トリカブトであるが、美ヶ原高原あたりには、ヤマトリカブト、ツクバトリカブトが分布し、変異の多いトリカブトでは同定が難しいそうです。到底私には分かりませんので、トリカブトとしておきます。
キンポウゲ科の植物で、青紫に見えている部分はすべて、ガクです。花弁は、帽子上になった上ガク片のなかにあり、花弁の奥に距があって、そこに蜜を分泌するようです。
ところで、トリカブトはアルカロイド系のアコニチンという猛毒を全草に含んでいます。花粉や蜜にも毒があります。養蜂家達は、トリカブトの花粉や蜜が混じらないように気を使うようです。
さて、ハチは大丈夫なのでしょうか?
この毒は、人間の神経伝達物質に作用するのですが、人間と違う伝達物質を持つハチには影響がないらしいのです。 
ナガマルハナバチ君、たくさん蜜を吸っても大丈夫なようですね。 よかったよかった。

    ~・~・~・~ おまけで ~・~・~・~

070827kibananoyamaodamaki0811
〔キバナノヤマオダマキ〕
学名 : Aquilegia buergeriana f. flavescens
種類 : キンポウゲ科 オダマキ属
分布 : 北海道、本州、四国、九州
ヤマオダマキの黄花品をキバナノヤマオダマキというようです。
美ヶ原高原では、黄花のほうが多いそうです。私は、黄花しか見つけられませんでした。
この花も、花弁に見える、白っぽい部分がガクです。黄色く下から見えているのが、花弁。上に細長く棒状に突き出ているのが距と呼ばれる部分。 この先端に蜜が分泌されるようです。 きっと、口の長いマルハナバチが蜜を吸いに来ることでしょう。 渋くて、静かな佇まいが素敵な花です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月 3日 (金)

美しいチョウトンボ

兵庫に来て、初めて、チョウトンボを見ました。とても翅の美しいトンボです。

070803choutonbo10802
チョウトンボの雄・・・8/2甲山にて撮影
翅がメタリックなコバルトブルーから、紫色に輝いて見えます。

070803choutonbo20726
7/26甲山にて撮影、ホバリング中
水面をひらひら飛び、すーぅと移動したかと思うと、ホバリングをしていました。この固体は全然物に止まってくれませんでした。

070803choutonbo30802
8/2甲山にて撮影
水平に止まるので、なかなか上からの写真が撮れません。風で、葉がたわんだときに撮ったのでちょっとぼけてますが、翅の形が分かると思います。下翅の幅がとても広いのが特徴です。

070803choutonbo40802
横向きの写真を撮ったら、このトンボ、足が4本? 不思議に思ったら、なんと、折りたたんだ前足が、赤い矢印のところにちょっと見えています。
070803choutonbo50802左の写真には、ちゃんと6本足があるでしょう。どうやら、止まる場所が、水平に近いところでは、6本足で止まるようです。

070803choutonbo60802 こちらのように垂直に立っている葉に止まるときは4本足。少しでも、水平から、角度がついてくると、ほとんど4本足で止まっているようです。他のトンボは6本で止まっているようですが、どうして、前足を折りたたんでしまうのでしょう。不思議です。

<チョウトンボ>
学名 Rhyothemis fuliginosa
分類 不均翅類 トンボ科

体長35mm前後、6月中旬から10月上旬まで見られ、成熟成虫は7~8月が中心。本州・四国・九州に分布し、西南日本では比較的普通に見られ、関東以北では限られたところで見られる。自然度の高い腐植栄養型の池沼に生息する。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2007年7月 4日 (水)

ウチワヤンマとオオシオカラトンボ

お散歩途中で見つけた初見のトンボを2種紹介します。

070704uchiwayanma10701
070704uchiwayanma20701
< ウチワヤンマ♂ >・・・7/1甲山にて撮影

7センチほどある大きなトンボです。ヤンマと付いていますが、オニヤンマやギンヤンマの仲間ではありません。サナエトンボ科で、以前紹介したヤマサナエ(こちら5/31の記事)と同じ仲間です。はじめ、オニヤンマがいると思ったのですが、尾の先に団扇をつけていたので、お~、これが初見のウチワヤンマだと、感激してしまいました。図鑑で見たことがあったし、発見直前に人から聞いていたのですぐ分かりました。
なお、ウチワヤンマは雌雄同色ですが、この固体は、胸のすぐ後ろのお腹に副生殖器があり、角張っているのが分かります。そのため、オスと判断しました。

070704ooshiokaratonbo10701
070704ooshiokaratonbo20701_1
< オオシカラトンボ♂ >・・・7/1甲山にて撮影

こちらも初見です。トンボ科で、シオカラトンボとよく似ています。どこが違うかというと下に比較表を載せました。また、シオカラトンボの写真も載せておきますので見比べてください。

          オオシオカラトンボ       シオカラトンボ
―――――――――――――――――――――――――――――
翅の付け根   青黒い三角のはんもん     透明
目の色      黒                 緑
尾の先(オス)   黒いところが短い        黒いところが長い

見た目で違う点を上げてみました。飛んでいると、皆シオカラトンボに見えちゃいますけどね。間違っていたり、他にも相違点があれば教えてくださいね。

070704shiokaratonbo0701
< シオカラトンボ(交尾中) >・・・7/1甲山にて撮影

この後、メスは、一生懸命、打水産卵していました。そして、オスはすぐ上を飛び回って見守っているようでした。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年7月 2日 (月)

ハンゲショウにモノサシトンボ他

今日(7月2日)は、暦の上で、半夏生にあたる。(半夏生についての詳細はこちら

070702hangeshou
< ハンゲショウ >・・・7/1甲山にて撮影
学名 : Saururus chinensis
別名 : カタシログサ
科属 : ドクダミ科ハンゲショウ属

漢字で半夏生と書き、暦の上で雑節の一つである半夏生の頃に花を咲かせ、葉が白くなることから名が付いた。また、葉の片面だけが白くなるので、片白草とも呼ばれ、半化粧とも書くようだ。
近くでは、淡い香りが漂っていました。この草には香りがあるようです。

池のほとりに咲いていたハンゲショウの葉の上に小さな生き物が休んでいました。

070702monosashitonbo
< モノサシトンボ >・・・7/1甲山にて撮影

070702kuroitotonbo
< クロイトトンボ >・・・7/1甲山にて撮影

初見のモノサシトンボと以前紹介したクロイトトンボでした。モノサシトンボは少し大きめで、長さ4cmくらい。クロイトトンボは隣の葉にいたのですが小さいくて、2.5cmくらいです。

~・おまけで・~・~・東京でのにわか大工仕事・~・~・

先週の嫁仕事は、義母の庭のお手入れ。幸い、芝はまだ、あまり伸びていなかったので、芝刈りはなく、雑草取りと蔓物や、延びた草などの選定作業、花の終わった鉢などの片付けや、植え替え。そして、問題が一つ。

道路に面した玄関側に、車が一台止められるくらいのスペースがあり、そこを、他人の車が、方向転換などに利用して乗り入れるので、侵入防止の鉢を一つ作って欲しいとの依頼がありました。花は手入れが大変だから、葉っぱだけでよいとのこと。
確かに、轍のあとが付いていました。でも、一鉢では侵入防止になりません。そこで考えて、急遽作ったのが、バリケード付きプランター。

070702barikedotukipuranta
余っていた2×4材を切れないノコギリで、メジャーもなく切断、細いドライバーでコースレッドをねじ込み、どうにか、組み立ててみました。木の柵と同じペンキが残っていたので、それを塗って出来上がり。入れる鉢は、奥にある寄せ植え。まだ寂しいけど、ミントブッシュに、銀葉のヘリクリッサム、濃い赤紫のコリウス、そして、緑色だけのヘデラを植え込みました。ヘデラが垂れてくると感じがよくなると思うけど・・・ペンキが乾く時間がなかったので、設置は、義母にお願いして、帰ってきました。
手には豆ができてつぶれ、背中は少々筋肉痛。ちょっと、日程が厳しかったかな。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年6月20日 (水)

カラフルなイトトンボ

小さくて目立たないイトトンボ。よく見るととてもきれいな色をしています。

070620sesujiitotonnbo1
070620sesujiitotonnbo2
<セスジイトトンボ>・・・6/19武庫川にて撮影
流れのないよどんだ水溜りに産卵中でした。なぜかオスはメスの首を捕まえたまま宙ぶらりん。シオカラトンボなどは交尾の後は離れたところで、メスの産卵を見守っているのに、イトトンボはメスに振り回されているみたいです。

070620koroitotonnbo1
070620kuroitotonnbo2
< クロイトトンボ >・・・上は6/19武庫川にて撮影。
               下は6/16甲山にて撮影。
クロイトトンボも、セスジイトトンボと同じところで産卵中でした。やはり、オスは宙ぶらり