雉のオスは美しく、雌はぽっちゃり
時々、東京郊外で用事ついでに鳥見をする公園があります。明るい雑木林が広がりとても気持ちのよいところです。まだまだ、郊外には自然がたくさん。近かったらな~と思います。そんな公園で、雉に会いました。先月、初めて雉のオスを撮る事ができ、今月は、メスも撮影できました。関西では、声を聞くばかりで、とうとう撮ることができなかったのに・・・・・
4月18日のこと、雄の雉が目の前を通り過ぎて、丸太が積んである上に登り、いきなり、ケーンケーンとけたたましく鳴きました。そして、ばたばたばたと大きな羽ばたき。こちらのことは、気にせず、縄張り宣言です。
こちらは、同じ日の別固体の雄。切り株に上って、こちらでも、元気に縄張り宣言していました。雉に会えないと悩んでいたのに、用事のついでに立ち寄った公園でいとも簡単に出会えてしまうとは驚きです。でも、都心では無理でしょうね~。
これは、3月6日、雉の初撮り。羽の美しさにうっとりでした。近くにいた人に、雉だ、雉だ、と興奮気味に教えてあげたら、その辺でよく見ますよと無関心。郊外では珍しくないのかとちょっとがっかりでした。でも、でも、私は大興奮。シャッター押しながら、きれいきれいとつぶやきっぱなしでした~。
さて、よく見ると、3月の写真より、4月の写真のほうが、顔の赤い部分が多くなっています。この部分は、肌が裸出しているところで、繁殖期になると多くなるのだそうです。
これも3月6日の写真ですが、木の陰でどんぐりを見つけたようです。こんなのも食べるのかな。
さて、4月18日に戻りましょう。再び雉に会えて大満足。メスの雉には、そう会えないよな~って思いながら、公園を去ろうとしていたら、目の端になにやら動く影が・・・
丸々とした大きな鳥が、斜面から落ちそうになりながら、雑草をつついています。わ~い、雉のメスです。初見、初撮りでした。
何を食べているのかな。ちょっと、アップしてみました。大きな体なのに、小さな、ヤエムグラの種子をつまんでいます。なかなかお腹いっぱいにならないでしょうね~。
おいしいものないかな~って、探しているようです。雉のメスは、目の上に、うっすら赤いアイシャドウ、目の下にははっきりした白い線などが歌舞伎に出てきそうな感じです。しかし、ぽっちゃりした丸い姿はかわいい~♪
今度、寄り道した時には、子連れの雉に出会えるうれしいな~。
(写真は、クリックすると少し大きくなります。)
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コメント
念願のキジの雄と雌に出会えてよかったですね。
おめでとうございます。
今の時期、キジが一番活発に動き回る時期ですよね。したがって、出会う機会も多くなりますね。
雌のキジ、ヤエムグラの種子をつまんでいるのですか、さすが、観察力は鋭いですね。キジさん、ニワトリみたいに色々なものを食べるのですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2011年4月24日 (日) 17時06分
< ぴょんぴょんさんへ >
こんにちは!コメントありがとうございます。
やっと、雉に会って、写真が撮れました。ぴょんぴょんさんの裏庭の雉を見るたびに、うらやましいと思っていました。
やはり、春の活動期は出会いやすいのですね~。甲山では、春に良く鳴いていました。でも、まともに姿を見ることはなかったです。タイミングが悪かったのでしょうか。
雉のメスは、とても近くにいたのです。比較的、長い間、気にせず食べていました。お腹がすごくすいていたのでしょう。立ち去るときも、ゆっくりゆっくりでした。そして、ふっと、草むらに消えました。忍者みたいです。
鳥さんの食べ物って、本当に種類が多いですね。大きな体で小さな草の種子を一つずつつまむのですから、満腹になるにはかなり疲れそうです。
投稿: ジュリジュリ | 2011年4月25日 (月) 19時16分
はじめまして
私も変形性頸椎症で痛みや痺れがあります。
主様は、現在のご体調はいかがですか?
この病気は周囲になかなかいないので
相談する場所がなくて不安です。
投稿: ゆき | 2017年5月13日 (土) 12時53分
< ゆきさんへ >
初めまして!
全くメンテナンスをしていないブログへご訪問くださりありがとうございます。
症状がひどい時から、7年ほど経ちましたが、今は、めったに痺れず、問題なく生活できています。
もちろん、変形してしまった骨はそのままです。7年前は、整形外科で処方された薬を飲み、首牽引、電気刺激などリハビリを4か月ほど続けました。それと同時に、私は、首とあごの位置で、しびれを回避することができたので、姿勢に注意してきました。6ヶ月ほどでひどい症状はなくなっていきました。何が良かったのかはわかりません。
今でも、たまに、頭痛、肩こり、指先のしびれが出ることもありますが、首をそらず、あごを引き付けて、何とか今に至っています。苦手だった野鳥観察も問題なくできています。
骨の変形程度、症状の程度には個人差があると思います。まずは病院で診断してもらい、じっくり治療してください。
ゆき様の症状が良くなるようお祈り申し上げております。
投稿: ジュリジュリ | 2017年5月14日 (日) 09時23分