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2010年9月 9日 (木)

変形性頚椎症といわれて・・・

2ヶ月ぶりの更新となってしまいました・・・

実は7月に左の指先から腕にかけて痺れが出始めたので、整形外科へ行ってきました。先生に「変形性頚椎症です。いずれは手術しかないだろう」といわれて、かなりブルーになっていました。

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いわゆる、骨の老化です・・・なんかショック~。
私の場合、第5、第6頚椎の間が少し狭まっていて、第6頚椎に骨棘が左右にできている。特に左側の変形が激しく、手の神経を圧迫しているようだ。
PCに向かっていると、痺れが強くなり、次第に痛みになる。あごを引いて、ぐっと首を垂れ下を向いていると、痺れは治まってくれる。ただ、親指と人差し指の軽い痺れは常時消えない。

こんな症状と同時に、右手はテニス肘になってしまいました。一時は、歯磨きができず、お箸もうまく使えませんでした。こちらは、時間がたてば、少しずつ良くなっていくのがわかります。2ヶ月ほど経った今では、生活に支障はなく、少し痛みが残っている程度に回復しました。

なんとも不愉快な2ヶ月でした。テニス肘はまもなく良くなるでしょうが、変形性頚椎症は一生のお付き合いになりそうです。悪化しないことを祈りつつ、今までの経過を書き留めておきます。

~*~ 変形頚椎症の経過 ~*~

6月20日ごろ、激しい肩こりになる。首から肩、肩甲骨の間に板が張り付いているかのようでした。また、むくみや不眠が一週間程度続きました。

7月10日前後に左の親指と人差し指に軽い痺れが出始めました。かるい肩こりは続いていました。

7月15日、痺れが治まらないし、10日に発症したテニス肘と普段から気になっていた腰痛もあり、近所の整形外科へ行く。
 問診、腱反射などの診察後、首と腰のレントゲン。首は、横、正面、左右斜め前から撮られた。
 診断は、変形性頚椎症。骨の模型を使って、パソコンに取り込まれたレントゲン写真をモニターで見ながら説明してくれた。左右斜めから撮られた写真を並べ、第5、第6頚椎の間が狭まっていること、骨棘ができていること、左側の変形がひどいことなど、指し示してくれた。素人の私が見ても、変形は歴然としていた。私はショックなのに、先生は、お見立てどおりだと満足げでした。そして、10年先か20年先かわからないが、いずれ手術するしかないと言われた。悪化すると、筋力低下、歩行困難、排尿困難などを起こすという。お茶碗をぽろっと落とすかもしれないから注意しなさいと・・・ガ~ン、お先真っ暗です。
 対処法。保存療法としてリハビリを週に2,3回。首牽引とSSPという低周波による肩首の電気的刺激。ついでに、腰もすべり症があるので、干渉波という電気的刺激も受ける。あと、飲み薬、メチコバール(神経を強くするB12)とノイロトロピン(痛み止め)を処方された。
 これで、骨棘が消えるわけではない。統計上、痛みや痺れが改善する可能性があるという。しばらく、リハビリとお薬で様子を見ることにする。

7月、8月は週2回ペースでリハビリに行く。朝早くは、年配の方であふれかえっているので、夕方ゆっくりいく。リハビリ室は、私よりはるかに年齢の上の方たちばかりです。ひどく自分が年老いたような気がします。
 診察は2・3週間おきです。簡単な問診と診察。握力測定。左約32㎏、右約34㎏。握力低下は見られない。

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この病気は、上を向くことが良くないらしい。確かに、左後方へ首を倒すと、痛みと左手全体に電気が走るようにしびれる。これからは、下向き人生を送らなければいけないみたいです。
鳥見が大好きな私にはつらいことです。スコープのように斜視型双眼鏡とか、反射鏡つき双眼鏡なんてあると便利かも。
サイクリングもつらいのです。ドロップハンドルの自転車は、前かがみになり、首に負担がかかるので、すぐ、左手がしびれてきます。斜め後ろに寄りかかれる背もたれつき自転車なら良いかもしれません。

痺れのない快適な暮らしを送るには、いろいろ工夫が必要なようです。
 

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