アオサギのコロニーその1
サギ類が繁殖している近くの池では、一番乗りのカワウたちに続き、巣作りに入ったのが、アオサギのようです。
アオサギ・・・3/19
3月19日、狭いコロニーでは、あちこちで、アオサギのカップルが巣作りをしていました。2本の柳の木は、カワウたちに占領されて、アオサギは唯一このカップルだけが樹上に営巣できました。
せっせとオス(たぶん)が枝を運んで、メス(たぶん)に渡しています。りっぱな巣がだいぶできていますね。
アオサギ・・・4/25
4月25日には3羽の雛が誕生して、少し大きくなっていました。頭を逆立て、ちょっと怖い顔していますが、どこかの漫画みたいな滑稽さがあります。親鳥は頻繁にえさを運んでいました。
アオサギ・・・5/28
もうだいぶ大きくなっています。親鳥も、いないことが多いです。月末行くころには、巣立っていていないかもしれません。
アオサギ・・・3/19
3月19日、こちらは木の周りのドーナッツ状に作られた筏の上に巣作り中。まだ、少ししか枝がありません。なかなか枝を持ってきてくれないのか、待ちくたびれて、寝てしまった??
この巣では、4月26日は、小さな雛が確認できました。5月28日には、2羽の大人ほどの大きな雛に成長していました。
アオサギ・・・3/19
こちらは、早いもので、3月19日には、小さな雛が誕生していました。しかし、この巣は、一ヶ月後には、跡形もなくなっていました。子育てに失敗したのか・・・巣立ったのか・・・
3ヶ月の間にアオサギの世界では、抱卵や子育てに失敗したものや、再度巣作りをしているものなど、さまざまなドラマが展開していたようです。
ここで、カワウとアオサギでは、えさの与え方が違うことに気がつきました。
アオサギ・・・4/26
こちらは、4月26日、ほんの少し成長した雛が一羽。元気にえさねだりしています。
アオサギ・・・4/26
親が長いくちばしを、かなり奥まで入れて、えさをあげています。雛の口の中は大きいのですね~。
カワウ・・・4/25
こちらは、木の上で営巣しているカワウ。雛が親の口の中、奥深くに頭ごとすっぽり入り込んでいます。
種類によって、えさの与え方もいろいろなんですね~。
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コメント
鳥によって餌の与え方、違うんですね!!
よく観察されていますね・・・見習わなきゃ^^;
この間、私の住む団地にサギの死骸がありました・・・かわいそうに、体幹部は食い荒らされて、白い羽根が周囲に散らばっていました(涙)
体は真っ白で、大きさはコサギより小さく感じましたが、嘴は黄色、脚部から足部は単一色で灰褐色(かなり汚れていたので、定かじゃないですが)でした。
ダイサギのヒナでしょうか?
厳しい世界に生きているのですね、鳥たちは・・・。
投稿: 団地のスズメ | 2010年6月 8日 (火) 23時26分
< 団地のスズメさんへ >
おはようございます。コメントありがとうございます。
カワウと同じコロニーにいるので、気がついただけですよ。どちらも、雛が傷ついてしまうのではと思うような光景でした。
サギさん、気の毒に・・・
ダイサギ、チュウサギの雛かもしれませんね。アマサキの若鳥も白でくちばし黄色、大きさもコサギより少し小さめですが・・・サギたちは、大きいから、襲われにくいのかと思っていました。自然は厳しいですね~。
投稿: ジュリジュリ | 2010年6月 9日 (水) 08時57分