河原でセッカ
武庫川の河原で、冬に来るオオジュリンを探そうと思ったのですが、やはり見つからなかった。でも、ここでは留鳥のセッカたちが健在でした。
去年の夏、ゲリラ豪雨に台風にと川が増水し、河原の植物たちがなぎ倒され、流されたり土砂に埋まったりしました。私の観察していた葦原も大打撃を受け、秋に少ししか成長できなかったしょぼしょぼの葦原ができただけでした。冬場の隠れ場所と同時に採餌場所だった葦原がスカスカ状態。心配していた通り、オオジュリンたちは来ていないようです。
しかし、すかすかしたお陰で、いつも、茂みの奥に隠れているセッカたちが見やすくなったようです。
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セッカ・・・1/20武庫川にて
名前も知らない顔見知りの方に声をかけられ、おしゃべりしていると、目の前の草叢に小さな鳥たちが出たり入ったり。セッカです。しゃべりながらも、カメラで鳥を追い始めていました。
上の写真は、2羽のセッカがいます。右上と左下です。セッカは、非繁殖期は単独で生活をするので、縄張りを守るために、一羽のセッカは追い出されてしまいました。今年は、草叢が少ないので、ケンカが絶えないかもしれません。
セッカの冬羽は、頭に、黒白縦じま模様のお帽子をかぶっているようにみえて、とても可愛いです。夏は、この白っぽい線がほぼなくなり、こげ茶色の帽子になります。
ボケた上に目がちょうど茎に隠れてしまいましたが、こちらを振り向き、怒っているようです。お帽子の黒い三本筋がモヒカン刈りのように立ち上がっています。怒った顔も愛くるしいですね。
天気が良いと、ヒドリガモさんたちは、土手の上までピクニック。ひたすら、草をついばんでいます。
こちらはイソシギです。水につかりながら、頭かきかき。と~っても気持ちよさそうです。
一見、枯れ草色の河原はさびしそうですが、よく見ると、鳥たちが元気に活動していますね~。
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