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2009年10月21日 (水)

赤とんぼの代表-アキアカネ

再び、赤とんぼの話です。
河原でもアキアカネがあちらこちらに止まっています。秋になって、急に目立つようになりました。

アキアカネは、体長33~46mm。成熟すると腹部が赤化する。近畿地方では成虫の発生時期は6月中旬から12月上旬。分布は、北海道から九州まで。一年一世代型。羽化すると、山の頂上付近や渓流沿いに移動して、未熟期間を過ごし、秋に平地の田や池沼にやってきて、生殖活動をする。この大移動は、他の赤とんぼたちには見られず、アキアカネ独特のもののようだ。もちろん、他の赤とんぼも多少の移動はしているし、タイリクアカネにいたっては、移動ルートはなぞだそうです。
そういえば、昔々、夏休みに東北の2千メートル級の山を登っているとき、登山道が、足の踏み場もないほど赤とんぼで覆われていたのを思い出しました。実際、たくさんの赤とんぼが踏まれていたほどです。たぶん、アキアカネだったのでしょう。その頃は、名前も知りませんでした。

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アキアカネのオス・・・10/18武庫川にて
ロープの上で、様になりませんが、ちょうど、目線で撮影できました。腹部は真っ赤になっていますが、胸や顔は真っ赤にはなりません。時々、ふっと上空へ飛び上がったかと思うと、また、舞い降りてきて同じところへ止まります。よく見ると、小さな虫を捕まえて食べていました。

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アキアカネのメス・・・08’-10/1武庫川にて
これは、尾毛及び、産卵弁が確認できますので、女の子です。このように、腹部の上が赤くなる個体もいるようです。

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アキアカネの未熟オス・・・07’-8/12麦草峠にて
これは、長野県の標高2千メートル近くある峠で撮影したものです。まだ、赤くならず、若いオスです。

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アキアカネの未熟メス・・・07’-7/5武庫川にて
武庫川で、夏早い時期には、アキアカネに出会うこともあります。しかし、夏場は、見ることがなく、秋になるまで会えません。やはり、どこかへ移動しているのでしょうか。

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アキアカネの産卵・・・08’-8/12麦草峠にて
標高2千メートルある峠近くの小さな池で、連結打水産卵をしているアキアカネを見つけました。ここで疑問! 標高の高いところでも、生殖活動をしている? もしかしたら、ここにいるアキアカネは、平地から移動したのではなく、この池で生まれ育ったのかもしれない。移動しない子もいるのかな。

どこでも、見られたアキアカネ。近畿地方では、近年、減少しているそうです。特に阪神間(私が住んでいる地域)では、激減しているらしい。

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六甲山頂付近から見た我が家周辺
真ん中の左右に延びているのが武庫川です。私が、自然観察をしている一部が写っています。街中に点在する田んぼはかなり宅地化されてしまいました。まだ、小さい田んぼがほんの少し残っているのですが、写真からは、わかりませんね。建物が密集する大都会といった感じで、びっくりです。これでは、赤とんぼも居場所がないのがわかります。

余談で・・・

上の写真は、10月10日(昔の体育の日)に登山したとき撮影したものです。久しぶりに長距離(13Km)歩きました。
朝8時半ごろ起きたのに、突然KOUが六甲山へ行こうという。心の準備もできていないのに・・・ それから、朝食にして、ぐずぐず出かけたのは10時ごろ。
阪急電鉄の芦屋川駅から歩いて、ロックガーデンの風穴岩にて、昼食。 まだまだ、先は遠い・・・ しかも、カメラと双眼鏡をぶら下げて、キョロキョロしながらのんびり登山。 エナガやコゲラ、メジロ、カラ類そして、メボソムシクイらしき姿とソウシチョウらしき声を聞いただけ。 写真は、見られたものじゃない。 花も白飛びしているし、カメラは、ただ重いだけだった。 何とか、3時ごろには山頂(931m)に着き、4時半ごろに有馬温泉に下山。 お風呂だけ入ってバスで帰路へ。 あ~あ、有馬温泉のお宿に一泊したかったな~。次の日は用があったので仕方がないけど・・・ 帰りに寄った近所の焼き鳥屋さんで、ビールに焼き鳥、最高でした~。

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コメント

ご無沙汰してます。
アキアカネ話
とても勉強になります。でも、すぐに忘れちゃうけど(汗

10時ごろからの登山ですか!
う~ん!確かに唸るっきゃないです。
ボクの休日鳥見終了時間やし(笑

シメに焼き鳥屋さん・・・
う~ん!やはり唸る(笑

投稿: 自然薯 | 2009年10月22日 (木) 00時50分

大都会ですね^^拝見して山頂から見る景色に
田んぼを探すのが凄く大変^^ケロリの町なら家を
探すのが凄く大変^^住むところが両極端
ですね^^トンボはやはり赤いのがいいですね^^
何故か赤いのに惹かれますね^^ケロリの町にも
よーく目を澄ませば沢山居ますよ^^
温泉は大好きです^^一泊が一番ですね^^
温泉に浸かって、夜は一杯飲み^^夢があって
いいですわ^^お二人は仲良し夫婦ですが^^
電車に乗るのは好きですか^^10/11にケロリの
ブログに更新した「タマ電車」にご夫婦で乗車:
お勧めです^^ジュリジュリさんなら感動の電車ですよ^^
そして終点の駅周辺は畑に田んぼに大きな川が
有るので当てもない鳥見に突撃とかね^^

投稿: 明日はケロリ^^ | 2009年10月22日 (木) 04時25分

なんか懐かしいです。わたしは狡して車ででしたが、六甲山に登ったこと3回程。2回目はなんと到着したら山頂が突然に雪で、あっという間に積雪。夏タイヤだったわたし、あんな怖い思いをしたことがありません。懐かしいです。
いいなーあ、最後に焼き鳥なんて…。お優しい夫君様。

投稿: 野鳥大好き | 2009年10月22日 (木) 09時13分

こんにちは~。
アキアカネ 地元の公園でも減少しているようです。マユタテやコノシメトンボばかりで、今年は一度も見ていない(撮っていないだけかも)気がします。
公園の廻りも開発されてマンションが増えているし・・・残念です。
霧が峰でもびっくりするくらい沢山のトンボが舞っていましたが、やはりアキアカネだったのかもしれませんね。
でも 涼しくなってだんだん 飛んでるトンボも少なくなり 寂しくなりました。

六甲山からの眺めは街がすぐ近くに見えるんですね♪自分の住む場所を上から一望するのも楽しいですよね。
疲れたときの温泉・焼き鳥・ビール クーッ たまりませんね~。
この美味しさを味わうための六甲だったのかも(^^ゞ

投稿: zucca | 2009年10月22日 (木) 14時24分

< 自然薯さんへ >
こんにちは!
あはは、この時期だけは、図鑑を必死に見ているので、覚えているのですが、来年になると、また、忘れる・・・なかなか身につかないですよ。
私たちは、どうも、朝寝坊で、鳥見好きなのに、困ったものです。山小屋でも、出発はいつもびりだったかも・・・早朝が大事なのですが、朝は苦手です。鳥見の皆様はどうして、早起きできるのでしょうね。いつも感心してしまいます。
一汗かいて、温泉に入った後は、おいしかったですよ~。一泊できたら、もっと良かったのですがね。

< 明日はケロリ^^さんへ >
こんにちは!
私も、改めて、大都心だと思いました。東京から引っ越してきたときは、小さな田んぼが点在していて、のどかだなって思ったのですが、上から見ると、小さな田んぼは、建物の影になってわからないですね~。ケロリさんの町は、以前お写真で拝見して、本当にのどかな良いところだと思いました。広い田んぼに川や低山があり、自然が豊かなところですね。
たぶん、そちらには、たくさんのトンボたちがいるのでしょうね。
温泉に一杯飲みはケロリさんが大好きな組み合わせですね。確かに、これで、一泊できれば最高なのに・・・有馬温泉は近くなので、日帰りコースかな。でも、有名な温泉地。一度くらいは泊まってみたいですね。
タマ電車のブログ、拝見しましたよ。外観だけでなく、内装もすごく凝っていてかわいい電車ですね~。人気があるのがわかります。絵本の世界に飛び込んだようです。もっと近ければ、すぐすっ飛んで行っちゃいますよ~。

< 野鳥大好きさんへ >
こんにちは!
ふふ、懐かしいでしょう。野鳥大好きがいらしたところは、この町の写真より、もう少し北のほうかな。
六甲山は、車でも、何度か行きました。雪が積もるのには驚きました。こちらでは、冬タイヤはいらないと言われましたから。雪の降った後は、結構、滑った跡がたくさんついていましたよ。無事降りてこられて良かったですね。ほんの少しの区間だけですけど、危険だと思います。でも、雪の六甲は美しいです~。あっ、野鳥大好きさんには、雪は珍しくもないですね。
う~ん?彼はやさしいのではなくて、自分が焼き鳥で飲みたかっただけなんだと思う・・・のんべぇ~だからね。

< zuccaさんへ >
こんにちは!
そちらでも、アキアカネは少なくなっているのですね。こちらでも、マユタテアカネは多いです。コノシメトンボは少ないかな。今年は、アキアカネを良く見かけるので、多いような気がしています。とはいっても、群れをなしていることはなく、たまに見つけるという感じですけど。
霧が峰では、たくさん見られたのですね。アキアカネだとしたら、やはり、低地から移動してきたのでしょうか。面白いですね。トンボの行動も興味深いです。
こちらも、赤とんぼ以外は、ほとんど見なくなりました。ちょっとさびしいですね。これからの楽しみは、冬鳥さんたちかな。
六甲山は、ほんとにすぐ下に町が広がっています。別の方向を見れば、神戸港や、神戸の町が見えます。山、町、海がすごく近いです。おかしなもので、高いところへ行くと、すぐ、自分の家や知っているところを探してしまいます。
汗をかいた後に、温泉入って、焼き鳥にビールは最高でした。のんべぇの彼は、まさにその通り。登山はお酒をおいしく飲むための余興みたいなものです。

投稿: ジュリジュリ | 2009年10月23日 (金) 11時54分

いえいえ、夫君は御優しい方♪です。夫婦は、会話多数と感謝多数で、もっともっと素敵な関係になると聞きます。…と、もてなくて、縁遠いわたくしが言うのもなんですが…。

投稿: 野鳥大好き | 2009年10月24日 (土) 22時18分

< 野鳥大好きさんへ >
こんにちは!
ふふ、ありがとうございます。彼に伝えておかなくては・・・
 >夫婦は、会話多数と感謝多数で、もっともっと
  素敵な関係になる・・・
ほんとほんと、ものすご~くうなずけます。肝に銘じておかないといけませんね。いい言葉です!!
独身の友人たちは、もてる素敵な人たちが多いですよ。きっと、野鳥大好きさんは、なぞの多い魅力的な人ですね。おっと、独身とは限らないなぞの人でした・・・

投稿: ジュリジュリ | 2009年10月25日 (日) 12時12分

アキアカネの同定にも苦労しました。
未熟のとき,両者は黄褐色なので胸の黒条が写るように撮ろうと思います。
結局,顔や胸が赤くならない方がアキアカネの♂と分かりました。
腹端の様子で雄雌が分かると初めて知りました。

コシヒカリを誰でも作るようになり減少してきたことが分かりました。

投稿: itotonbosan | 2014年1月23日 (木) 17時12分

< itotonbosanさんへ >
休業状態のブログにコメントありがとうございます。
トンボの同定は、未熟、成熟また雌雄の相違がありますし、胸の微妙な違いなど頭を悩ますことが多いですね。いつまでたっても、初心者レベルのままです。
東京へ来てからは、だんだん自然観察する機会が減っています。足を伸ばさないと田んぼも目にすることがなくなりました。寂しいことです・・・

投稿: ジュリジュリ | 2014年1月23日 (木) 20時03分

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