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2009年9月30日 (水)

えっ!たこつぼ心筋症?

父から突然の電話。
「ママが出先で倒れて、救急車で搬送された。たぶん危篤状態だ。すぐ帰って来い。」

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<鳴き叫ぶセッカ>

驚きの知らせに、心臓がバクバク高鳴る。情けないことに、どうしたらいいのかわからなくて、出かける準備をしながら、家中を走り回っていました。
そして、喪服が必要か・・・いや、そんな縁起の悪いもの持って行くもんじゃないなどと、自問自答しながらうろたえていました。
少し落ち着いてきたので、状況を確かめる為、搬送先の病院を調べ、連絡をとって見ることにしました。原則的には、電話口で病状について話すことはできないそうだ。そこで、患者の娘であること、遠く離れて住んでいること、父から危篤とのみ知らされたことを話し、母の容体について、少しだけでも教えてほしいとお願いしてみた。身元確認をされた後、担当の先生につないでくれ、病状を聞くことができた。
「心電図では、心筋梗塞が疑われ、カテーテルを行ったが、血管に梗塞などの異常は認められず、たこつぼ心筋症と思われます。」との説明。
一瞬、わが耳を疑い、「えっ!た、蛸壺ですか?」と聞いてしまいました。
容体は安定しているとのことでしたので、丁寧に説明してくださった先生にお礼を言って電話を切りました。変な名前の初めて聞く病名でしたが、ひとまず、安心。それから、新幹線に乗って東京へ向かいました。これが、9月4日のことでした。

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<父が育てている朝顔>

たこつぼ心筋症って、ご存知でしょうか?
ネットで調べてみると、主に心臓の左心室の上部が、異常凝縮して、下部は収縮せずふくらんだままの状態になる心臓病で、その形が、蛸壺に似ていることから、たこつぼ心筋症と命名されたそうです。症状は心筋梗塞と酷似し、強いストレスが原因と言われていますが、はっきりしたことはわからないようです。また、高齢の女性に多いそうです。死亡率は数%、ほとんどが投薬により完治しているらしい。

母は、ICUに3日間、その後一般病室に移り8日目に退院することができました。投薬治療のみで、今後一ヶ月は、運動禁止。でも、普通に生活していて良いそうです。2週間ほど実家にいて帰ってきました。これほど長く実家に泊まったことは、結婚後、初めてのことでした。
子供頃の父は、休みというと、家でごろごろ。座ったまま、「お茶!」「新聞!」というだけ。ところが、今は、毎日、洗濯をし、たたんでしまっている。トイレや台所などのタオルを交換したり、ゴミの後始末をする。そして、ベランダ園芸を楽しんでいた。毎食のサラダは、父が育てている野菜の芽。

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<父が育てている野菜>

3つのプランターで、種まきの時期をずらして常時収穫できるようにしていました。これがゴマドレッシングとあって、おいしかったです。また、ATM機が使えなかったのに、ちゃんと、お金を下ろすことができるようになっていました。父の変貌ぶりには驚きましたが、これが母の教育の成果かな。
退院後の母は、やはり、足の筋力がなくなり、歩くことがかなり大変そうでした。もう少しいてあげたかったのですが、どうにか生活できそうでしたし、我が夫も気になるので帰ってきました。
こちらは、父よりずっと生活力があるので、どうにか家事をこなしていて、一安心でした。
9月は、どたばたとあっという間に過ぎてしまいました。もう本格的な秋ですね。百舌の高鳴きがとてもにぎやかです。

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コメント

お母様、大変でしたね!
皆様さぞご心配のことでしたでしょう。
無事、退院されて、本当によかったです。

なんとなく、いつかそういう連絡があるかもともっていても、
いざという時の準備ができているかと言うとまったくできていません。
私もうろたえて走り回ってしまいそうです。
お父様がしっかりされていらしたのが、心強いですね。
ご両親が普段から、考えていらしたからのことでしょう。
見習いたいです。

お母様、まだしばらく自宅で安静が必要のこと、
早く元気になられると良いですね。
ジュリジュリさんも、どうぞお疲れの出ませんように。

投稿: kyara-mama | 2009年10月 1日 (木) 02時02分

こんにちは。
ご家族が大変だったようでお疲れでしたね。
こんな時遠く離れていると様子が判らずにあたふたしますが、
病院に問い合わせたりしてジュリジュリさんは冷静に対処できたのですね。
それにしても、大事に至らずに幸いでしたね。
何も無くても夏の疲れの出る時分です、どうぞゆっくりとお過ごしくださいね。

セッカの写真ピントバッチリで素敵です。
お父上の朝顔の色も綺麗だし、野菜も柔らかそうに育っていますね。

投稿: シマのママ | 2009年10月 1日 (木) 15時32分

あらら、そうでしたか、大変でしたね。お気持ちお察しします。母上早くあんよさんも元気になりますように。

投稿: 野鳥大好き | 2009年10月 1日 (木) 18時06分

< kyara-mamaさんへ >
ご心配いただきありがとうございます。
もう、両親も、私も落ち着きました。問題なく生活できているようなので、安心しています。
しかし、電話を受けたときは、まったく予期していなかったので、動転してしまいました。父も、事を大げさに伝えるものですから、さらにあせりました~。元気だと思っていましたが、やはり、年ですから、いろいろなことが起こりますね。少し覚悟しておかないといけないです・・・
今回、父が比較的しっかりしていたことに驚きました。弟夫婦も協力的でいざというときは、どうにかなるんだなって感じました。
一ヵ月後の検診で、問題なければ、もう、大丈夫でしょう。後は少しずつ、体力をつけていくことかな。

< シマのママさんへ >
ご心配いただきありがとうございます。
母は問題なく生活しているようなので、私も安心しています。
いやいや、こんな時は、情けないものです。うろたえるばかりで・・・今回は、大事に至らなかったので、平静さを取り戻せましたが、これからは、いろいろありそうです。
ブログも休眠状態から復活しようとしていた矢先でしたので、またまた、長い休みになってしまいました。シルバーウィークも終わり、天気も回復した今日は、河原散歩してきましたよ。もう、コガモの小集団が到着していました。夏中、さえずっていたセッカも、もう静かで、にぎやかなのは、モズくらいでした。

< 野鳥大好きさんへ >
ご心配いただきありがとうございます。
もう、大丈夫そうです。
年をとれば覚悟しなくてはいけないときがいずれ来るのですが、やはり、また、うろたえてしまうのでしょうね。なんだか、幼い子供になってしまったようでした。
年をとると、筋力が衰えるのはものすごく早いですね。そして、なかなか回復しないようです。まだ、歩くのがだるいようです。一ヶ月過ぎてから、本格的なリハビリが必要かもしれません。でも、歩けないわけではないので、安心しています。

投稿: ジュリジュリ | 2009年10月 1日 (木) 22時03分

こんにちは。
お母さま 無事退院されて良かったですね。
これから少しずつリハビリされて 一日も早く元気になられますように。
ジュリジュリさんもお疲れでしょう、ご自愛下さい。

大きな口をあけているセッカは ジュリジュリさんのその時のお気持ちを表しているように見えてしまいました・・・。
モズの高鳴き こちらでも毎日聞こえてきますよ。
もうすっかり秋ですね~。

投稿: zucca | 2009年10月 2日 (金) 10時56分

こんばんは
大変でしたね
でも、一段落して落ち着いたようで良かったです。
こられから、涼しくなってお父様との
お散歩リハビリには、丁度いい時期かも知れませんね。
ジュリジュリさんも、また鳥見散歩復活ですネ
お疲れが出ませんように、お気をつけて下さいネ
 

投稿: orenge | 2009年10月 2日 (金) 21時09分

< zuccaさんへ >
ご心配いただきありがとうございます。
もう、落ち着きましたので、ほっとしているところです。
最初は2kgほどやせましたが、実家では、食事も規則的で、夜も早いので、疲れませんでした。むしろ、運動不足になってあっという間に体重が戻りました。帰ってきて、シルバーウィークのほうが疲れました~。
このセッカ君は、夏の暑~い時、のんびり座っていたら、すぐ近くに飛んできて、頭の上で、さえずり始めたのです。もう繁殖期も終わる頃でしょうから、必死だったのかもしれません。こわ~い顔に撮れてしまいました。
銀杏が、たくさん路上でつぶれていました。秋の散策楽しまないとね~。

< orengeさんへ >
ご心配いただきありがとうございます。
もう、母は元気になり、運動できなければ、パッチワークをやろうと張り切っているようです。近くの手芸店で教えてくれるらしく、小物を作り始めたようです。
父は、お散歩嫌いで、買い物くらいしか付き合ってくれないとか。本当は父も足を鍛えてほしいのですがね~。でも、母一人で大分歩けるようになってきたようで、買い物へ行く範囲を広げているようです。
暑いときもありますが、ずいぶん過ごし易くなりましたね。河原もお山も楽になりました。鳥見散歩復活です。川にはコガモが来ていたので、これからは次々と冬鳥たちが到着しますね。楽しみです~。

投稿: ジュリジュリ | 2009年10月 3日 (土) 00時49分

こんにちは。

お母さん、大変でしたね。
でも、無事復帰されておめでとうございます。
心配されたことと思いますが、ひとまず安心ですね。

うちも去年の今頃、田舎の母が高熱で入院し、見舞いに行ったのを思い出しました。無事退院できて今は元気です。

セッカの写真にジュリジュリさんの驚きが良く表れていますね。

投稿: taka | 2009年10月 3日 (土) 11時50分

ジュリジュリさんこんにちは。
大変な9月でしたね。 本当に驚かれたことと思います。
私も 携帯に母が入院したとの電話があった五月末の一日を昨日の事のように覚えています。
今は以前より元気になり、又一人暮らしを続けていますが。
ジュリジュリさんのお母様も回復されているようで、良かったですね。今日は雨ですが、気候のいいこの季節にゆっくりお散歩なども楽しんでいただきたいですね。

投稿: ぽん | 2009年10月 3日 (土) 13時08分

< takaさんへ >
こんばんは!
ご心配いただきありがとうございます。
前日の夜、パソコン電話でおしゃべりしたばかりでしたので、驚きました。でも、もう安心です。
takaさんも離れて暮らしていらっしゃると、ご心配でしょうね。高齢になると、何が起こるかわかりません。すぐ行ってあげられないところがつらいです。でも、元気で、前向きに暮らしてくれればうれしいです。たまには、手助けして上げられればと思います。
あはは、セッカ君に代弁してもらいました。

< ぽんさんへ >
こんばんは!
ご心配いただきありがとうございます。
ぽんさんのお母様も心臓で入院されていたのですよね。手術なさらずに良くなられて本当に良かったです。なるべく体にメスは入れたくないものです。お互いに大事に至らなくて幸運でした。
心臓もいろいろな症状があるのですね。初めての病名に戸惑いましたが、とにかく、落ち着いて、今元気なのでほっとしています。原因はなんだかわかりませんが、気にせず、元気に暮らしてほしいと思っています。

投稿: ジュリジュリ | 2009年10月 3日 (土) 21時34分

他の方へのコメントも読みました。順調にご回復されているご様子、良かったです。お忙しい中、ご訪問頂き、過去まで詠んで頂き有難うございました。お体くれぐれもご自愛下さい。

投稿: 野鳥大好き | 2009年10月 4日 (日) 12時22分

< 野鳥大好きさんへ >
こんにちは!
お蔭様で、母は元気にしています。パソコン無料通話でよくおしゃべりしていますよ。
他のコメントまで読んでくださったのですか。なんか、恥ずかしいですね~。ありがとうございます。
野鳥大好きさんのクイズは、過去に遡って見たくなるのですよ。全部つながっているし、知りたいことばかりですからね。楽しませていただいています。
ふふ、体は結構タフみたい・・・でも、精神力が軟弱・・・
野鳥大好きさんの心の修繕は順調でしょうか。

投稿: ジュリジュリ | 2009年10月 4日 (日) 13時36分

今日は。
お母様の突然の入院、さぞ驚かれたことでしょう。
でも、冷静に情報を集められて対処なさておられるのに感心いたしました。今度とも、お元気なうちに、ご両親と良い思い出をつくられることをお祈りいたします。

投稿: ぴょんぴょん | 2009年10月 4日 (日) 14時50分

< ぴょんぴょんさんへ >
こんばんは!コメント遅くなってすいません。
ご心配いただきありがとうございます。
心臓が悪いと聞いたことがなかったので、心臓発作を起こし救急車で搬送されるとは、思っても見ないことでした。
しかし、突然のことに対応することは難しいですね。今思うと、冷静になるまでに1時間ほどかかったようです。それから、病院へ電話したのですが、時間が経っていたので、すでに処置が終わっていて、担当のお医者さんとお話できたのだと思います。しばらく動転していて、ラッキーだったのかもしれません。
実家へは、なるべく顔を出してあげたいと思っています。できれば、小旅行でも一緒にできたらと思います。素敵なご提案ありがとうございます。

投稿: ジュリジュリ | 2009年10月 5日 (月) 18時35分

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