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2008年10月20日 (月)

赤いミヤマアカネと赤いヤマカガシ

更新が相変わらず遅く、だいぶ前の話です。10月2日の甲山散策でトンボを撮ろうとして近づいたら、ガサガサ、するすると動いた。太くて大きなヘビが目の前に。証拠写真をと思ったがブレブレ。何者か分からなかった。鳥見はキセキレイとオオルリの雄にちょっと出会えただけ。でも、きれいな赤とんぼが沢山飛んでいました。

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ミヤマアカネ雄              (画像をクリックすると大きくなります)
全身真っ赤です。翅の脈まで赤くなっています。翅の先端より少し内側に茶色の帯があるのは赤とんぼの仲間ではこの子だけの特徴です。また、このような翅をもつトンボにコフキトンボのオビ型がいますが、胸に黒い線があるので区別がつくそうです。
帯近くにある翅の縁に縁紋と呼ばれるものがあるが、オスの成熟した個体は赤、雄の未熟個体と雌は白です。

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ミヤマアカネ雄              (画像をクリックすると大きくなります)
真横からの顔は、とてもかわいいですね。触覚がまつげみたいに見えちゃいます。

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ミヤマアカネ雌              (画像をクリックすると大きくなります)
雌はやはり、地味な薄茶色です。翅の脈も茶色かな。雄もこのように真上から写真を撮りたかったのですが、思うような位置に止まってくれませんでした。

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ミヤマアカネ雌              (画像をクリックすると大きくなります)
真横から見ると、雌は、雄より太いですね。未熟な雄も雌と同色ですが、尾部付属器と尾毛の形が違うこと、雄には副性器があること。雌には生殖弁があり、胴体が太いこと。などで、判別できるかと思います。

〔 ミヤマアカネ 〕
学名 : Sympetrum pedemontanum elatum
分類 : トンボ目 トンボ科
分布 : 北海道~九州
大きさ : 体長 34mm
 発生時期が6月から11月ごろ。丘陵地から低山地の水田や湿原、緩やかな流れに生息する。連結打水産卵または打泥産卵する。

さて、トンボ観察後は、再び、ヘビに出会いました。ヤマカガシの子供です。とてもきれいな色で、目が大きくてかわいいです。でも、蛇が好きなわけではありませんよ・・・ヘビが大丈夫な方は続きをみてくださいね。

この日は、2度目の蛇です。でも、今度の子は、小さくて、色もきれいでした。

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ヤマガカシの幼蛇            (画像をクリックすると大きくなります)
体長が約40cmほど。まだ、細く、首の黄色が目立っています。赤い模様も鮮やかで、とてもカラフルな蛇です。

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ヤマカガシ                (画像をクリックすると大きくなります)
黒い舌をぺろぺろ出しながら、去っていきました。大きな目がなんともかわいいでしょう。

ヤマカガシは大きさ、1.5m程になり、日本ではもっとも生息数が多く、本州から九州まで分布する。体色に地域差があり、東日本と九州はカラフルで、西日本では渋い色をしていることが多い。
おとなしい蛇だが、毒をもっていてる。奥歯の根元に毒腺があり、奥歯で強くかまれると毒が注入され、20~30分で血小板が破壊される。皮下出血などを起こし、腎機能障害や脳内出血を起こすこともある。痛みはないらしいが、毒の強さはハブの10倍とか。
また、他にも毒を持っています。興奮すると、首筋の対になっている頸腺から、ブフォトキシンという毒を分泌して飛ばす。目に入ると炎症を起こし、失明することもあるとのこと。ブフォトキシンとは、ヒキガエルが持つ毒で、ヤマカガシは、ヒキガエルを食べて毒を貯蓄するそうだ。他の蛇は、ヒキガエルを食べないそうです。

昔、関東にある公園で、細い散策道を歩いていると、脇のきれいに刈り込まれた植木の上に赤黒マダラの大きな蛇がとぐろを巻いて日光浴をしていました。連れは気が付かず通り過ぎていきましたが、私はしばらく通れませんでした。後で、図鑑を調べるとヤマカガシと分かり、マムシやハブには毒と記載されていましたが、ヤマカガシには何も書かれていなかったので、ずっと、安全な蛇と思っていました。
実際、毒蛇と認識されたのは1972年死亡事故があってからだそうで、古い図鑑には書かれていないわけですね。
人間が悪さをしない限り、めったなことでは咬まれないそうです。でも、誤って踏まないように気をつけましょう。
山では、マムシやヤマカガシ、川ではアオダイショウが泳いでいるのを見ました。今年はよく蛇に出会います。関西は蛇が多いのでしょうか・・・

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コメント

ジュリジュリさん、こんばんは~
真っ赤な赤とんぼ、綺麗ですねぇ♪
艶やかな赤に翅の脈まで赤くなってる!
雄と雌では、こんなに色が違うんですネ
今年は、赤とんぼも見ずに終わってしまいました。
でも、ここでアップで見れて大満足です♪
そして・・・
ヤマカガシ、こんなに綺麗なの~?
大きな目もかわいいですネ
写真だから、安心してじっくり見られるけどネ(^^ゞ
私も犬の散歩で遭遇しましたが、こんなに綺麗な色では無かったような気がします。
だんだん秋冬の鳥が、登場する頃でしょうか?
私は庭に来る鳥しか見られないのですが、楽しみにしています♪

投稿: orenge | 2008年10月20日 (月) 23時33分

久々の更新ですね^^
トンボ綺麗に撮れてますね^^
それにオスメスの区別がわかりますね^^
というより種類を特定するだけでも大変と
違いますか^^トンボの種類は多いから^^
ヘビを見て驚かないのは世界でジュリジュリ
山だけかな^^ケロリなんかは腰抜かしますわ^^
まだ居るのですね^^撮影されたのが10/2
2週間経過してますがまだ居るかもしれない
ですね^^油断は禁物ですね^^ケロリも
そろそろヘビも居ないし、酒飲み鳥見を
イメージしてます。ピクニックシートを引いて
美味しいものを持ち込んで、酒を飲みながら
鳥を待つ^^良い企画だなと思ってるのですが
ヘビさんとお酒を酌み交わすのはちょっと^^
次の業平は京都市内でする確率大です。また
お会いしましょう^^

投稿: 明日はケロリ^^ | 2008年10月21日 (火) 05時23分

こんばんは!

ヤマカガシ、きれいですね~。
逃げ足が速いので、こんな風にじっくり模様を見たことがありませんでした。
襟首が黄色で、なんておしゃれなんでしょう?
でも毒蛇なんですね。これから気をつけます。

ところで先週、嫁仕事で大阪に行ったついでに、
チラッと大阪城公園により、
エゾ、コサメビタキ、キビ雌三昧をさせてもらいました。
今回ポイントがわからず歩き回ってしまいましたが、
次回からはもう少し効率よく回れそうです。
こんなおまけが付いてくるなら、嫁仕事もいいかな…?

こちらではカケスとヤマガラが山から下りてきて、
ジョウビタキもやってきました。
いよいよ冬鳥シーズンですね^^

投稿: kyara-mama | 2008年10月21日 (火) 18時40分

こんばんは。
ヤマカガシはスルーしてコメント欄に直行しました(^^ゞ
ミヤマアカネ 翅の帯が特徴的で すぐに見分けられるのが嬉しいです。
キレイな赤とんぼになるんですね。
こちらでは今日も 他の赤とんぼが飛んでいました。
ギンヤンマもまだいましたよ♪
オオアオイトトンボもね!

投稿: zucca | 2008年10月21日 (火) 19時45分

< orengeさんへ >
赤とんぼの仲間もいろいろあって、全身が真っ赤になるもの、腹部だけが赤くなるもの、さらに、全然赤くならないものまでいます。ミヤマアカネはお顔までほんのり赤く染まって、とてもきれいなトンボでしょう。翅の脈まで赤いのには驚きました。
雌は、鳥さんと同じくトンボの世界でも、地味な子が多いですね。
赤とんぼに出会えませんでしたか。残念でしたね。田んぼや、池、川などがないと、なかなか出会えませんものね。でも、まだ、赤とんぼは飛んでいますよ。もしかしたら、会えるかもしれませんね。
ヤマカガシ、きれいな蛇でしょう。大人になると、首の黄色や赤い色などが、薄くなってしまうようです。こちらで見た大人のヤマカガシは全身鉛色でした。子供は、目が大きくてカラフルな色で、かわいいですよ。それに小さいから、安心して、みれるのかな。
お山には、ジョウビタキや、シロハラなどの冬鳥が来ているとのこと。いよいよ、冬鳥たちが楽しめます。orengeカフェもまもなく賑わいますね。

< 明日はケロリ^^さんへ >
のんびりしているので、なかなかアップできません。ケロリさんのように、その日のうちにアップできるようになると良いのですが・・・・・
ミヤマアカネ、真っ赤できれいでしょう。なるべく、オスとメス、対で覚えたいので、両方追いかけています。でも、なかなか両方揃わないものもが多いですね。だから、トンボの写真はたまりっぱなしです。
ケロリさんは、蛇だめですか。私も好きではありませんが、今は、何でも知りたい病にかかっています。こんな生き物も屋外で活動するために知っておくことは必要だと思います。
とはいえ、子供の蛇さんはかわいいと思いませんか。
そうそう、蛇は冬眠しますが、ヤマカガシが冬眠するのは平地で11月下旬だそうです。今しばらく、注意が必要ですね。
業平会は盛況だったようですね。来月は京都ですか。都合がつけばまた参加させてくださいね。

< kyara-mamaさんへ >
こんばんは!
ヤマカガシの子供は初めてでした。大人の蛇は、気が付いたときには茂みに隠れてしまいました。子供は少しのんびりしているのかもしれません。
でも、きれいですよね。とてもカラフルで。ヤマカガシは、つかんだりしなければ噛み付かないそうです。おとなしく逃げてしまうようですよ。ただ、知らずに踏んでしまったら怒られるかもしれませんね。
あら、大阪城へいかれたのですね。こちらでは、渡りの時期は、人気の場所みたいです。かなりいろいろな鳥がくるので、カメラマン達が賑やかだとか。
お~、ヒタキ三昧でしたね。私は、まったく違う時期に行ったのであまり鳥に出会えませんでした。まだ、ポイントが分かっていません。渡りの時期に一度は行ってみようかな。込んでいると思うと、つい避けてしまうので・・・
鳥見付だと、嫁仕事も楽しめますね。私は、来月東京です。
そうそう、こちらにも、ジョウビタキ、シロハラが来たようです。カケスもみかけるようになりました。川には、ヒドリガモさんも来ています。これからは冬鳥達で楽しめますね。

< zuccaさんへ >
こんばんは!
やはり、蛇さんはだめでしたか。苦手な方の目に触れないようにしたのですが、さらに、小さな画面にして置けばよかったです。すいませんね。
ミヤマアカネ、翅が特徴的ですよね。赤とんぼは見分けるのに苦労します。なかなか見分けるポイントを覚えられません。でも、この子だけは、間違えませんね。
今日は、マユタテアカネばかり見かけました。ミヤマちゃんはメスばかりです。
ギンヤンマ、まだいるのですか。こちらの池にはもういませんでした。
今日、初めて、オオアオイトトンボ(たぶん)のメスを見ましたよ。翅を広げて止まるイトトンボのことをそちらで見ていたので、すぐ、分かりました。ただ、アオイトトンボとの違いが良くわかりません。また見に行ってこよう。いるかな。

投稿: ジュリジュリ | 2008年10月22日 (水) 01時16分

おはようございます。昨晩は遅いお休みだったようで大丈夫ですか?

ミヤマアカネ、最近激減しているトンボとのことです。確かに毎年札幌で見られる数、減っているかもしれませんねえ。アキアカネなどよりも清流や、自然を好むようですから。

で、気になった事が。雄の未成熟ですが、翅の先ね、そんなに白くないですよ。これは未成熟からより進んだ個体なのかもしれませんが、未成熟♂写真置いてまいりますう。
http://miyanooka1.sakura.ne.jp/tonbo/miseiju.jpg

ああ、HP整理しないと駄目なのにいーいいい。
http://miyanooka1.sakura.ne.jp/miyamaakane.html

投稿: 野鳥大好き | 2008年10月22日 (水) 08時42分

< 野鳥大好きさんへ >
こんにちは!
時々、夜更かしをしてしまうことが・・・お陰で、今日はボーっとしています。
ミヤマアカネ、減少しているのですね。私は、去年ここへ来て、初めて知ったトンボです。1年半前は、トンボに興味がなく、赤いのはすべて、赤とんぼで片付けていました。東京都心でもいたのか分からないのが残念です。ここでも、減っているのかな・・・
未成熟個体の写真など、沢山の写真を紹介してくださり、ありがとうございます。「トンボ入門」にある成熟していない雄の写真では、縁紋が白っぽく見えたので上記のように書いてしまいました。私は、未熟なオスをまだ見たことがないので、今度探してみますね。といっても、もう、時期的に遅いかな。来年は、未熟な雄の個体も探してみたいと思います。成長によっての色の変化が分かると、これも楽しみですね。
トンボさんも、未熟だのメスだのと分かりにくいのが多いですね。お忙しいのに、いつもいろいろ教えてくださってありがとうございます。

投稿: ジュリジュリ | 2008年10月22日 (水) 19時18分

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