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2008年7月30日 (水)

久しぶりのキャンプその2-ブッポウソウ

さて、キャンプの目的は、ブッポウソウに会いに行くことでした。

以前、住んでいた近くにブッポウソウが営巣していたのですが、あまりに近いところで、いつでも会えるからと、行かなかったら、あるとき、事故で一羽が亡くなり、それ以来新しいツガイも来てくれなくなってしまったのです。
ブッポウソウに関する本を読んだら、やはり会ってみたくなりました。いろいろな町で、保護活動が進められ、効果を上げています。そんな町のひとつを尋ねてみることにしました。
ブッポウソウは環境省で絶滅危惧ⅠB類(EN)と定められているほど、貴重な野鳥です。町では、観察ルールを設けていました。巣箱から20メートル以上離れること。一つの巣箱前に20分以上いないこと。迷惑駐車をしないこと。畦などに入り込まないことなどのルールを守って観察撮影することに。

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ブッポウソウ               (画像をクリックすると大きくなります
大きな駐車スペースを見つけたので、まずは、車を止めて・・・と、ふと電線を見たら、もういるではありませんか。とにかく撮影。虫を、持っていたのは、近くの巣箱で雛が待っていたのです。後の森にはもう一羽いました。ツガイのようです。

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ブッポウソウの飛翔           (画像をクリックすると大きくなります
白い空へ向けての撮影で、逆光なのですが、どうにか色が出てくれたのでラッキーでした。背中から見た飛翔です。美しい青緑色の羽。ブルーがかった白い斑がとても目立ちます。

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ブッポウソウの飛翔           (画像をクリックすると大きくなります
今度はお腹側から。陰になると、少し緑色が強く見えます。

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ブッポウソウの雛            (画像をクリックすると大きくなります
前のところにも雛が2日目に確認できました。こちらでも雛がゲゲゲと騒いで親を呼んでいました。
ブッポウソウは、美しい色をしている鳥なのに、声は、きれいではありません。カエルをもっと煩くしたようにゲゲゲと鳴いています。

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巣箱の近くで遊ぶ3羽         (画像をクリックすると大きくなります
上の巣箱の近くで、次の日には、3羽が遊んでいました。雛は巣立ったのでしょうか。

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巣を何度も出入りする成鳥      (画像をクリックすると大きくなります
前日には、雛が顔を出していた巣箱ですが、そこへ何度か出入りしています。餌を持っているわけではないようです。何をしているのか良くわかりませんでした。周りにいるのは親子だったのでしょうか。巣立った雛と親であればうれしいのですが、少々遠くて、確認できませんでした。

ここは、小さな山に囲まれた水田地帯です。こんな里山がブッポウソウの好みなんですね。一時は木製電柱に巣作りしていたそうですが、コンクリート製になってブッポウソウが激減。その後、巣箱をかけて、保護活動を続けてきたそうです。

巣箱は、すべて、使われているわけではありません。ある巣箱にはカメラが設置されていました。その近くに虫をくわえたブッポウソウのツガイがいたので、物陰から観察していたら、地元の方が話しかけてきました。前に卵を生んだツガイが抱卵を放棄して、次に来たツガイが卵を食べてしまい、それ以来その巣箱は空のままだそうです。今いるのは遊んでいるだけとのこと。 いろいろなドラマがあるようです。

観察時間は短かく、撮影はいまいちでしたが、個体数だけは沢山会えました。真っ赤な頑丈そうな嘴がかわいく、青緑色に輝く羽がとても美しい姿や奇妙な鳴き声を、存分に楽しめました。 地元の方も何人か声をかけてくださりとても親切でした。キャンプも鳥見も楽しめた連休でした。

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野鳥」カテゴリの記事

コメント

ジュリジュリさんこんにちは。暑い毎日ですね。
腰赤つばめにブッポウソウ。珍しい鳥を見せていただいて嬉しいです。
ブッポウソウ、美しい鳥ですね。
絶滅危惧の野鳥なんですね~近頃野鳥保護の活動の話をよく耳にしますが、活動が広がることは自然を意識する人が増えるということですものね。もっともっと広がるといいですね。
それにしてもブッポウソウがゲゲゲと鳴くとは驚きでした(^^♪

投稿: ぽん | 2008年7月30日 (水) 14時00分

ここの村のお話、他の方のブログで見せて頂いたことが。村を上げての保護活動、素晴らしいですね。
決まりがあるなんて、もっと素晴らしいと思いました。

巣箱を覗く成鳥、もしかしたら親とは違う個体かも?
コムクドリも巣立ったあとの巣箱を全く違う成鳥個体が何度も覗きにきます。同じかなーと、思って拝読致しました。

コシアカツバメは、少ないのでしょうねえ。札幌に、4年程前に現れたのですが、それっきりです。

投稿: 野鳥大好き | 2008年7月30日 (水) 18時18分

ブッポウソウですか^^始めてみました^^
見る限りですが、鳩位の大きさでしょうか^^
それにしても色合いが良いです^^
何処かは知りませんが^^背景を見た感じでは
長閑なところなのでしょうね^^
数が激減しないように人間がルールを作ってでも
保護しないといけません^^木の電柱から
コンクリートに変えたのも人間様の都合ですものね^^
鳥にしたらいい迷惑^^遠くから渡ってきて
やっとたどり着いたら前まであったお気に入りの
電柱がなくなってたなんてかわいそうな感じが
します^^
今回のキャンプは見ごたえ抜群のキャンプでしたね^^

投稿: 明日はケロリ^^ | 2008年7月30日 (水) 21時16分

< ぽんさんへ >
こんにちは!お元気でしたか。
関西は、関東より暑く感じるのですが、こちらの方からすれば、関東のほうが暑いのではといわれました。
似たり寄ったりなのかな。
ブッポウソウは、どんどん数が減ってしまった野鳥です。里山の環境が悪くなり、どんどん営巣場所を追われてしまったようですね。光が当たると、南国の鳥のように羽の色が鮮やかに輝きます。きれいな鳥さんです。
保護活動は、いろいろなところで行っているようです。驚いたことに、東京でもブッポウソウを呼び寄せようという団体があるようです。そんなことができたら素敵ですね。
ここの町では、畑を耕しているご年配の方も、「そこの巣箱はワシがかけたのじゃ」といろいろ説明してくれました。沢山の人たちが保護活動に参加しているようです。とてもうれしいことですよね。

< 野鳥大好きさんへ >
たぶんご存知かと思います。学校の生徒さんからあらゆる人が保護活動に参加していると思います。
キャンプ場の管理人さんも自宅近くに巣箱を設置していて、無事巣立ったそうです。町のパトロールもしている方ですが、あるとき、釣竿のようなものに携帯カメラをつるして、巣箱の中を撮影しようとしていた人がいたので、追い出したそうです。その人は、役所から許可を取っているとか言ったそうですが、問い合わせても、そんな許可は出していないとか。ひどい人もいるものです。ここのブッポウソウは町の人に大事に見守られていると感じました。
マナーの心へは、ネットで確認して、私達もよ~く叩き込んでから観察に出かけました。ブッポウソウは、警戒心強く、離れた車の中から見ていても、餌を巣箱に運びこみません。じっと近くから見ているだけでした。20分以上いないことの意味がよく分かりました。気の毒になって、早々に立ち去りました。心得ているつもりでも、ここのルールは改めて勉強させられました。
巣立った後の巣箱を何のために覗くのでしょう。いまさら繁殖はしないでしょうし。コムクさんもこんな行動をするのですか。面白いですね。巣立った親子は戻ってこないのですね。まさか、うまく育たなかった雛や卵を狙いに来たのではないですよね。
コシアカツバメに会えるのは、結構ラッキーなんですね。転勤も悪くないな~。

投稿: ジュリジュリ | 2008年7月30日 (水) 21時39分

< 明日はケロリ^^さんへ >
なかなか鋭いですね。
ブッポウソウは、小ぶりのハトくらいの大きさです。図鑑では体長30cmと書かれています。
光の当たらないところで見ると、真っ黒で、カラスのように見えてしまいますが、とても、きれい青緑色しています。
小さな山に囲まれて、水田が広がっているところです。小さな川も流れています。のどかで景色を見ているだけでも癒されますよ。
環境破壊は、人間が起こしたもの。人間の為にどんどん住みづらくなってしまったようですね。木の電柱ががなくなったときは驚いたでしょうね。でも、良く戻ってきてくれたこと。巣箱の設置は成功でしたね。保護活動が、うまくいくことはすごいことです。町を上げての協力体制、ルール作りなどが効果を上げたのですね。これからも、ずっと、守っていきたいですね。この町だけでなく、すべての人がこんな活動をしていることを知ってほしいですね。

投稿: ジュリジュリ | 2008年7月30日 (水) 22時33分

おはようございます。
ブッポウソウ 今まで図鑑でも見ることはなかった まったく縁のない鳥 初めて見ました。
青緑色の羽がきれいですね~。
会いに行きたくなるのが良くわかります。
鳥だけでなく周りの環境・・鳥を見守る地域の人たちもまた素晴らしい。

投稿: zucca | 2008年7月31日 (木) 08時17分

静かな森の中で優雅に過ごしているのかと思ったら、
かなりの都会派もいるのですね。
声は録音で良く聞きましたが、姿は初めてです。

投稿: ぴょんぴょん | 2008年7月31日 (木) 23時11分

< zuccaさんへ >
こんばんは!
多くはない鳥さんなので、会う機会はあまりないと思います。生息地もだいぶ限定されてきてしまったようです。以前は、神奈川県でも営巣していました。いつの間にか、見られない鳥になってしまったようです。
ブッポウソウは、カワセミ目ブッポウソウ科に分類される鳥です。頑丈そうな嘴や、頭の上から押しつぶしたような顔をしているところなど、カワセミに似ているかもしれません。また、メタリックな輝きのある羽なども似ていますね。食べ物は大型昆虫ですけど。
コウノトリの取り組みも、周囲の人々に減農薬に協力してもらって、環境を整えることから始めています。巣を作れる大きな木がなくなってしまったので、巣の土台を作った鉄塔を建てて見守っています。ブッポウソウはまだ、絶滅したわけではありませんので、どんどん増えて、各地の里山に現れるようになってほしいものです。

投稿: ジュリジュリ | 2008年7月31日 (木) 23時20分

こんばんは!

仏法僧でしたっけ?
わざわざ判らんかったら漢字に変換するなよ〜
仏ちゃんは、ここらでは犬と雉と猿を連れて行かなければ見れないと聞きますね〜
まぁ、かなり大遠征なんで余程のついでがないと行かないかな?でも、一度くらいは出遇いたい色合いですね。
しかし、保護区を設けなくては絶滅してしまう!って、人間自ら招いた結果を、再び自分の都合の良いように塗り替え・・・そこまで言っちゃダメですね。
沢山増えてくれることを心より願います。

投稿: 自然薯 | 2008年7月31日 (木) 23時46分

コムクドリが巣立った巣箱を覗くのは、多分来年のため、様子伺いでは?と思っています。でも、今年、わたくし、育雛最中の雌が他の雄と何度も交尾するのを見て、ええええっ!と思いましたが。ま、交尾=卵が出来るとも限りませんがね。ええ、記録的には、コムクが二回目繁殖はそうなかったはず。オオジュリンなど、繁殖に失敗したらすぐ二回目にかかる、失敗しなくてもかかる種もおりますが、コムクはそうでは無い傾向が強いですね。
(いつもご訪問頂き有難うございます。はなこが居なくなって、やっぱりまだ心にぽっかり穴。困っています。)

投稿: 野鳥大好き | 2008年8月 1日 (金) 10時12分

< ぴょんぴょんさんへ >
ブッポウソウは、森と、少し開けた水田が広がるようなところがお好みのようです。のどかな里山です。
そして、巣作りは、大きな木がなくなって、木製電柱になって、それもなくなると、巣箱を利用せざるおえなくなってしまったようです。鉄橋のような人工的な構造物にも営巣することがあります。
この町は、町といっても、のどかな水田の広がる田舎です。
声をお聞きなったことがあるのですね。面白い声でしょう。賑やかですよ。探すのに、この声がとても頼りになりました。

投稿: ジュリジュリ | 2008年8月 1日 (金) 21時52分

< 自然薯さんへ >
声の間違いで、とんでもなくありがたいお名前が付いてしまいましたが、実際は、ゲゲゲですものね。
コノハズクちゃんと紛らわしいことになってしまいましたね。
ははは、鬼退治に行くわけではあるまいし。ブッポウソウ、逃げてしまいますよ。
お土産は、白桃でしたけど。
我が家からは、それほど苦にならない距離でしたよ。
人間は、自然から、いろいろなものを与えられえ、恩恵を受けてきたのに、それを、破壊し続けています。小さな命が絶滅の危機に瀕している。鳥だけでなく、虫や植物までも・・・不必要なものはないと思うけど。少なくなってしまった命、大事にしたいですね。ただ、突然つくろってみても、何かがゆがんでしまいそうで。難しい問題なのでしょうね。

< 野鳥大好きさんへ >
コムクちゃんは、2回目の繁殖はほとんどしないのですか。巣を覗く行動は、来年のためなら、ちょっと安心かな。でも、気の早い子達ですね。今からつばでもつけておくのかな。
この行動が気になったのは、野鳥大好きさんが、以前、樹洞性の子などは巣立った後は巣に戻らないっておっしゃっていたので、何が始まったかと思ったのです。しゃべってくれたら、聞いてみたいですね。
子育て中の交尾は何を意味するのでしょう。また卵を産みたくなったらどうするのでしょう。まさか、これも来年のためってことはないですよね。
そういえば、バンは、4回ほど試みて、ついに繁殖をあきらめました。コムクちゃんは一回きりなんてあっさりなんですね。だから、個体数が少ないのね。今年は会えなかったな~。
鳥たちの行動は面白いことが結構あるのですね。
(あまり早く穴がふさがってしまうと、はなこちゃん、ヒスを起こしてしまいますよ。)

投稿: ジュリジュリ | 2008年8月 1日 (金) 23時20分

綺麗な鳥ですねぇ~♪
名前は聞いたことありますが・・・
赤いくちばしが大きいこと!
やはり、それなりのご馳走がお好きなのですネ
収穫のあったキャンプで、良かったですネ♪

投稿: orenge | 2008年8月 4日 (月) 01時58分

< orengeさんへ >
こんにちは!
ブッポウソウ、きれいな色しているでしょう。
あまり、なじみがない鳥かもしれませんね。
光が当たらないと、黒く見えて、カラスみたいです。
赤い嘴を見ていると、なんとなく、カワセミに共通するものを感じるでしょう。この嘴は、かなり大きく開けることができるようですよ。
この町にいると、絶滅危惧種だなんて、ウソのように思えます。鳴き声も力強く、逞しい鳥に見えるのですから。
今回のキャンプは、鳥見も楽しめたし、焼肉もおいしかった~。現実の生活があるからこそ、何もない不便な暮らしが楽しく思えるのかも知れませんね。

投稿: ジュリジュリ | 2008年8月 4日 (月) 17時16分

ブッポウソウがこんなに綺麗に撮れてラッキーですね。
もちろん私は未だ見たことがありませんが、素晴らしい青い鳥です。
ブッポウソウ用の巣箱の話はネットで調べたことがあります。
入口の穴径がかなり大きかったと記憶していますが、伊豆高原ではリスがイタズラするのであまり大きな巣穴の巣箱は架けられません。伊豆高原にもブッポウソウが来てくれると嬉しいのですが、無理でしょうね。
村をあげてブッポウソウの保護を実践しているというのは素晴らしい話ですね。

投稿: taka | 2008年8月 4日 (月) 21時45分

< takaさんへ >
ブッポウソウ、なかなか美しい色の鳥でしたよ。
今回初めて会う鳥でしたが、思ったよりすんなり出会えてラッキーでした。
ブッポウソウ自体が、小ぶりのハトくらいなので、割と大きい鳥です。巣箱はシジュカラ用のと比べればずっと大きく、穴も大きかったですよ。
伊豆でも、タイワンリスが多いようですね。以前、鎌倉でタイワンリスが増えて悪さをするので困ると聞いたことがあります。
一度姿を消してしまったところへ、ブッポウソウを呼ぶにはどうしたらいいのでしょうね。いろいろ取り組んでいる人たちがいるようですが、難しそうです。巣箱だけでは来てくれないでしょう。
地域ぐるみの保護活動は、あちこちで行われているようです。少しずつ、繁殖地が広がっていくことを願います。

投稿: ジュリジュリ | 2008年8月 6日 (水) 12時37分

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