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2008年6月30日 (月)

アップしそびれた幼鳥たち

最初は、野鳥大好きさんからの頂き物の写真です。ありがとうございました。きれいな色がめったにないブログなので、今日は、ぱっと鮮やかな赤いツボサンゴの写真で飾って見ました。(画像をクリックすると元画像まで見られます)

ツボサンゴ
ツボサンゴ posted by (C)野鳥大好き

早いものでは4月後半頃から、巣立ち雛たちが見られるようになりました。5月6月は、あちこちで幼鳥たちが活発に飛び回っています。いままで、アップしていなかった幼鳥たちの写真を載せてみました。

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セグロセキレイの幼鳥5/22甲山で  (画像をクリックすると大きくなります)
仁川沿いで、4羽ほどの幼鳥たちが遊んでいました。今は少し黒くなったかな。

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コゲラの幼鳥5/27甲山で    (画像をクリックすると大きくなります)
嘴が短めで淡い色をしています。根元はちょっと黄色っぽい。どことなく、コロンとして、おっとりしていました。周りに親兄弟たちがいたようです。

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ツバメの給餌6/14甲山の近く  (画像をクリックすると大きくなります)
歩いていったとき、近くの電線で、ツバメの幼鳥たちが並んで賑やかにしていました。親も大変です。虫を運んでは、子供達(5羽くらい)に空中で餌をやり、電線に止まることなく再び虫を探しに飛んでいきました。大忙しです。

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スズメの幼鳥6/14甲山で    (画像をクリックすると大きくなります)
ベンチの近くで、人間の様子を伺っています。たぶん、誰かがお弁当の残りでも上げたのではないでしょうか。期待しているようでした。

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ゴイサギの親子6/18昆陽池で (画像をクリックすると大きくなります)
左が親、右が子供です。子供は羽に白い斑点があって、別名をホシゴイといいます。

遅生まれの子達もまだいるかもしれませんね。今しばらくは幼鳥たちを楽しむことができるでしょう。

               ~*~*~*~*~*~

さて、また、東京へ行ってきます。嫁仕事と親孝行目的です。でも、みんな元気なので、ご馳走になりに行くようなものなんですが・・・
そんなわけで、土曜日まで不在なので申し訳ありませんが、お返事が遅くなります。

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2008年6月27日 (金)

森は留鳥たちの幼鳥で賑やか

24日に甲山へ行ってきた。 森の中は、お馴染みの留鳥たちの幼鳥が賑やかでした。鬱蒼と生い茂った森は暗くて、木の中を元気にとびまわっている幼鳥たちを撮るのは大変。思うように撮れませんでした。トリミングして、明るく補正しています。記録写真としてアップしました。

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シジュウカラの幼鳥       (画像をクリックすると大きくなります)
嘴の根元に黄色いのがまだ残っています。ネクタイもちょっと短め。だいぶしっかりしてきたようです。自分で虫を捕って食べていました。

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ヤマガラの幼鳥         (画像をクリックすると大きくなります)
この子も嘴の根元が黄色いです。体の色も、ぼやけています。でも、しっかり一人で虫を捕って食べてました。

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エナガの幼鳥           (画像をクリックすると大きくなります)
まぶたが、まだ、ほんのり赤いです。お顔の黒いのがだいぶなくなりかけていますね。でも、まだ、背中のピンク色はないようです。目の前に来てくれるのですが、暗くてブレブレでした。

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ヒヨドリの幼鳥           (画像をクリックすると大きくなります)
去年は、ヒヨドリがあまりいなくて不思議だったのですが、引越しボケで、気が付かなかったのでしょうか。ちゃんと夏になっても、山でも家の周りでも賑やかに飛び回っています。こうして、幼鳥も元気に飛び回っていました。移動していなくなることはないようです。

後はコゲラにメジロたちが賑やかでした。キビタキの声も聞いたので、夏鳥も残ってくれた子がいたのですね。

    ~*~*~*~*~  おまけで  ~*~*~*~*~

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メジロとヤマモモ         (画像をクリックすると大きくなります)
ヤマモモの木には、メジロたちが沢山集まっていました。また、ヒヨドリも大好きなようです。

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オイカワの雄           (画像をクリックすると大きくなります)
夏になると、甲山のなかよし池には仁川から魚が入ってきます。これは、オイカワという魚のオスで全長15cmくらいです。繁殖期に入っているので、ひれが赤く体色も少し青緑色してとてもきれいな婚姻色をしていました。冬場の大きなオイカワはおいしいらしいです。私は食べたことがないのですが。

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バン5/27撮影          (画像をクリックすると大きくなります)
先月、バンのご夫婦が仲良く巣作りをしていました。巣材を運んできては中の子に巣材を口渡ししていました。この巣は、もう3つ目くらいです。24日には別の巣ができていましたが、すでに卵はヘビか、何者かに食べられてしまった後だそうです。せっせと巣作りしては抱卵を繰り返しているのですが、そのたびに卵を食べられてしまうようです。なんとも気の毒なバンのご夫婦。今年は、繁殖できないのでしょうか。公園に遊びに来る人たちは、皆、かわいい雛が誕生するのを待ちわびているのです。守ってあげたいけど自然の掟には逆らえないのでしょうか。
去年の7月30日の記事で、バンの親子を紹介しています。(良かったら、青字のところをクリックしてみてください。)

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2008年6月21日 (土)

オオヨシキリ

18日、鴨がいなくなった昆陽池公園へ久しぶりに行ってみた。元気に鳴いていたのはオオヨシキリ。ギョ、ギョ、ギョ、ギョギョシ、ギョシギョシ・・・・ととても賑やか。
すぐ近くで鳴いているのだが・・・

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
見えますか?オオヨシキリの顔が。
手前に黒い金属性のフェンスがあり、その奥には、草や木が生い茂っています。やっと見つけた姿です。オブラートで包んだ画像みたいですが、優しい表情に写っていたので、アップしました。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
やっと、フェンスの上に出てきました。でも、枝や葦の葉が邪魔して、さらに逆光になってしまいました。この後姿、(ヒヨドリ+ウグイス)÷2のように見えるのですが、いかがでしょう。オオヨシキリは分類上、スズメ目、ウグイス科に属するそうです。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
頭の毛、総立ちで囀り始めました。ウグイス科といっても、美声とは程遠いかな。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
鳴き止むと、忙しそうに頭掻き。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
再び、大きなお口をあけて、ギョシギョシ鳴き始めました。真っ赤な口の中がとても目立ちます。風が吹くと、手前の葦の葉が邪魔してくれます。木や、葦の天辺に出てきてくれればうれしいのに、つれない子でした。

             ~*~ おまけに ~*~

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
冬場にいた迷子のコクガン。渡りを忘れてしまったのでしょうか。ここにとどまるようです。芝生の上で、アヒルさんと、のんびりお昼寝中でした。

* 追記 *
このコクガンは、翼が折れて飛べなくなったところを保護されて、10年ほど前に、昆陽池公園へ連れてこられた個体だそうです。渡ることができなくて、この公園で大事に見守られているようです。教えてくださった 翡翠さん、ありがとうございました。

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2008年6月19日 (木)

アオモンイトトンボ-その2

今度は、あらあら、これもアオモンイトトンボと思うくらい、色が違うものを紹介します。

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異色型の雌とハート形6/4撮影 (画像をクリックすると大きくなります)
左下が雌ですが、雄のアオモンイトトンボとは全然違う褐色系です。このタイプを異色型と呼んでいます。

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*異色型?5/14撮影      (画像をクリックすると大きくなります)
この肌色の子はたぶんアオモンイトトンボの雌だと思うのですが、異色型なのか、これから赤くなるのか良くわかりません。ご教示くださるとうれしいです。

* 追記 *
上の写真は、羽化直後の個体だそうです。肌色から、下の写真のようなオレンジ色に変わるそうです。お忙しいところ、野鳥大好きさん、ご友人の方、教えてくださりありがとうございました。(6月25日訂正追記)

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未成熟の雌5/14撮影      (画像をクリックすると大きくなります)
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アオモンイトトンボの雌、未成熟固体はこんな赤い色をしています。同じトンボとは思えませんよね。成熟すると緑色になるようです。(たぶん青から緑になると思うのですが、定かではありません。)

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未成熟の雌?5/14撮影     (画像をクリックすると大きくなります)
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頭部のアップです。
この個体は、アオモンイトトンボ未成熟の雌でしょうか。胸を見るとオレンジ色が少し残っています。青くなる途中でしょうか。これもご教示いただけるとうれしいです。

いろいろな色の個体がいて、分かりにくいですね。でも、ほとんどが、同じ場所で同じときに観察されました。だから、色が違っても、アオモンイトトンボだろうと思ったのです。イトトンボは同定難しいです。

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アオモンイトトンボ-その1

武庫川の川原で花を撮ろうと草むらに足を踏み入れたら、小さなイトトンボが何匹も飛び出した。よく見ると、とてもきれいです。陽を浴びてきらきら。胸の上の黒地が金色に、細長い腹部の一部はメタリックブルーに輝いています。

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アオモンイトトンボ5/14撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
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                   (画像をクリックすると大きくなります)

〔 アオモンイトトンボ 〕
学名 : Ischnura senegalensis 
分類 : トンボ目、イトトンボ科
分布 : 本州(東北・山陰では数少ない)~沖縄
大きさ : 体長31~36mm(腹長23~25mm)
特徴 : 成虫の発生時期は4~10月 平地、海岸付近の池沼、水田、湿地などで見られる。アジアイトトンボと似ているが、腹部第9節がすべて青く、10節は下半分が青い。雌は同色型と異色型とがいる。

アオモンイトトンボは成長度合いや、雌雄によって、色が違うので、戸惑いました。いろいろ撮りためて整理し、その1では同色型の雄と雌を紹介します。

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アオモンイトトンボ雄6/9撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
胸が緑色した成熟した雄。写真の白い矢印の所、腹部第2節の下側に副性器なる突起があるので、雄と分かります。

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アオモンイトトンボ雌6/13撮影 (画像をクリックすると大きくなります)
こちらは、上の雄と同色型の雌です。腹部第2節の下には突起はありません。写真はボケてしまいましたが、腹部先端の腹部第8・9節付近に産卵管の突起が見えています。それに、雄よりは腹部全体が太いです。

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アオモンイトトンボ雄6/9撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
胸が青いタイプの雄です。胸が緑色になる前の少し若い固体かと思うのですが、間違っていたらご指摘ください。

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アオモンイトトンボ雌6/9撮影  (画像をクリックすると大きくなります)
こちらは、胸が青いタイプの雄と同色型の雌です。腹部第2節には突起物はなく、第8・9節に産卵管が見えています。
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上からの画像6/4撮影      (画像をクリックすると大きくなります)

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ハートの形6/9撮影        (画像をクリックすると大きくなります)
同色型のカップリングです。細いからだなので、かわいいハート型を作っていました。

その2では、異色型及び、未成熟の雌の紹介です。

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2008年6月11日 (水)

川原にて

9日、武庫川の川原を散策した。少し、水量が減り、中洲が見えてきた。すると、サギたちや、カワウなどが戻ってくる。セッカが、対岸を行ったり来たり忙しそう。 オオヨシキリは、お気に入りのヤナギの木の中で囀っている。その木にカワラヒワが数羽飛んできた。

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カワラヒワの幼鳥        (画像をクリックすると大きくなります)
たまには、カワラヒワを撮ろうかと覗いてみたら、お腹や背中に斑点がある幼鳥でした。親子で採餌中のようです。幼鳥も自分で餌を探してつついていました。

この日は、トンボ目的だったので、草むらにしゃがみこんでイトトンボを撮影していました。ふと顔を上げると、久しぶりの青い子が・・・

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カワセミ              (画像をクリックすると大きくなります)
あらあら、めったに顔を見せてくれないカワセミが、声も立てずに、いつの間にか現れていました。遠いし、草が邪魔。でも、立ち上がると逃げちゃうかと思ってその場でパシャり。

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ボケボケのカワセミ君。画像は悪いけど、へんな格好しているのが分かるでしょう。首が180度回転しているみたい。こんなに首をひねっているのは初めてみたかな。この後、すぐ飛んでしまいました。この子はいつも一羽。家族はいないのかな・・・

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ツバメがトンボと格闘しています。

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しっかりキャッチしました。空中採餌成功。これから、雛の元へ行くのかな。

今度は、仁川の川原で見たツバメたちです。

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ツバメの幼鳥が気持ちよさそうに飛んでいました。まだ、嘴に幼さが残っています。

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これは、空中給餌直後と思われる場面です。左が親。右上が幼鳥です。瞬間の写真はなかなか撮れませんでした。追いかけるだけでピントもシャッターも間に合いません。時々、雛が鳴き出して、親と絡み合う様子が見られました。巣立った後も、しばらくは親に甘えているのですね。同時に、虫の捕り方も教えているのかもしれません。

さてさて、苦労して撮影したのに、今日は、電線で雛達が餌をもらっている様子を見ることができました。こんなときは、カメラを持っていないのです・・・残念

6日の夜は、仁川の川原で、蛍を見に行ってきました。

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蛍の光              (画像をクリックすると大きくなります)
もう少し奥には沢山いたのですが、三脚を持っていなかったのでカメラを固定する柵のあるところで証拠写真を。シャッタースピード8秒ということで、この写真では、一匹が、点滅を繰り返して直線状に飛んでいく様子が写っていました。ほぼ、2秒ごとに光っているようですね。この蛍は、川の中流域に棲むゲンジボタルと思います。蛍の明滅周期は、決まっていて、関西型は約2秒に一回、関東型は約4秒に一回なのだそうです。ここは、正に関西。ちゃんと、関西型の蛍のようです。
ミヤマカワトンボや、ハグロトンボがいる辺りでは、それはそれは美しい幻想的な光の世界でした。

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2008年6月 6日 (金)

ハラビロトンボ-その2

その1では、ハラビロトンボの雄についてでしたが、その2では、雌の写真を紹介します。

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08’5/16撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
ハラビロトンボの雌です。前の記事、その1の雄と比べてください。雌のほうが、ぷっくり下膨れでしょう。そして、腹部先端の形が違います。尾毛が開いて付いていますよね。また、丸く見えますね。

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07’8/2撮影            (画像をクリックすると大きくなります)
上とは別個体ですが、雌です。お腹の第2・3節を見てください。何も突起がなく滑らかなのがわかりますね。

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07’8/2撮影            (画像をクリックすると大きくなります)
正面から、お腹側を覗いてみました。幅広くぺちゃんこなのが良くわかります。また、雌の、顔にも青く光った部分がちゃんとあります。

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07’8/2撮影            (画像をクリックすると大きくなります)
カップリングです。去年の写真ですが、5月16日にも、見られました。でも、草陰に入ってしまい撮影は出来ませんでした。
大きさは、イトトンボと変わりないけど、胴体が太くて短いせいか、ハートの形になりませんね。

         ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

昨日は、珍しく、お菓子を焼きました。

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フロランタンという、アーモンドとキャラメルがのった焼き菓子です。

レシピは、misaoさんのHPの 
「sigeさんの庭造り」-趣味-お菓子編-フロランタン
を参照させていただきました。

初めて作ったのですが、とてもおいしく、柔らかく焼きあがりました。misaoさん、ありがとうございました。

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ハラビロトンボ-その1

ずんぐりとしたべちゃんこで腹幅の広い小さなトンボ、ハラビロトンボを5月の半ば、甲山の観察池で沢山見つけた。雄がほとんどで、絡み合いながら、縄張り争い?をしていました。2日前には武庫川の川原でも雌を一匹見つけました。
去年初見のトンボです。少し、去年からの写真も含めて、まとめてみました。

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07’8/2撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
これは、ハラビロトンボの成熟したオスです。このように体色が青灰白色の粉をふいたようになります。写真は、去年ですが、今年の5/16にも、このタイプは飛んでいました。

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08’5/16撮影          (画像をクリックすると大きくなります)
これは、上の個体より、少し若い固体です。

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07’5/12撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
さらに、若い固体で、黄色い体から、黒くなってきたところです。

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08’5/16撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
こちらは、雌と同色の雄未熟個体です。よく見ると、腹部が先細りになり、とがっています。雌は下膨れ気味で、先端には、尾毛が、開くように付いています。その2の記事で雌の写真と見比べてください。また、決定的に違うのは、下の写真を見てください。

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08’5/16撮影           (画像をクリックすると大きくなります)
上と同じ個体です。矢印のところ(腹部第2・3節)に黒い突起があります。これは、交尾に使われる、副性器です。オスにしかないので、腹面を確かめるのが一番分かりやすいです。
また、顔の前額の背面が青く光っているのも、ハラビロトンボの特徴です。

雄は、成長するにしたがって、体色が変化するので、初めて見たときは別種かと思いました。

〔 ハラビロトンボ 〕

学名 : Lyriothemis pachygastra
分類 : トンボ目 トンボ科
分布 : 北海道(函館周辺)、本州(東北は限定される)、四国、九州
大きさ : 体長32~39mm 腹長19~24mm
特徴 : 成虫は4~9月みられる。平地や丘陵地の挺水植物の繁茂
      した池沼、湿原などに生息。羽化した近くからはなれない。
      連続打水産卵する。

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2008年6月 3日 (火)

久しぶりの赤い鳥

久しぶりに赤い鳥に会いたくなった。31日は雨予報。2日間の予定を1日だけにして、土曜日の夜、7時間半かけて現地へ。車の中で2時間ほどうとうととして、朝4時から森の中を散策。前日の雨と霧で、木々はしっとりとぬれていて、ひんやりした空気が心地よかった。カラ類、キビタキ、コルリの声、ひときわ大きく響くのはカッコウ。そして、赤い鳥の声がしてきた。声を頼りに探すことに・・・

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
いましたよ、アカショウビンが!
数人の人が双眼鏡や、スコープで見ていて、教えてくれました。私のカメラでは、遠くて、証拠写真程度ですが、少し、撮影させてもらいました。写真は、すべてトリミングしています。
アカショウビンは、夏にやってくるカワセミの仲間で、体長27センチと比較的大きな鳥です。真っ赤で大きな嘴がとても印象的な赤い鳥です。図鑑には、上面は赤橙褐色と記されています。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
後姿です。腰の辺り、翼の間から、水色の羽が見えています。これも、この子の特徴の一つです。この子の羽は、光の加減により少し赤紫色に見えますね。南西諸島に飛来するリュキュウアカショウビンは上面の青紫色の光沢が強く出ます。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
上空を、心配そうに見上げるしぐさは、小さな鳥たちと同じですね。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
時々、尾をぴこっと上げます。このしぐさは、カワセミと同じです。

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                   (画像をクリックすると大きくなります)
高いで枝の上でさえずり始めました。
下の、青い字をクリックして聞いてください。独特の響きが森の奥の神秘的な世界へと誘い込んでくれます。

   ♪アカショウビンのさえずり♪ 

残念なことに多くのカメラのシャッター音や、人の声などが入っています。
始めは、少なかった人も、いつの間にか大砲レンズの列を成していました。アカショウビンとともに大砲レンズの大集団が移動していきます。先へ行きたかったのですが、通りづらくなってしまったので、引き返してくると、遠巻きにその様子を見ていたバーダーさんから、去年、一昨年と繁殖に失敗したという悲しい話を聞きました。

今回は、アカショウビンに出会えて、声も聞けて、豆粒でも少し写真が撮れて大満足だったのです。

まだ、この子は営巣してはいませんでしたが、複雑な気分・・・見たい、少しは撮りたい、でも、繁殖に成功して欲しい。
こんな、都合の良い願いはありえないのだろうか・・・

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